「FUN LETTER」vol.4 | My-Hero

My-Hero

ヒーローに憧れた夢。

真っ白い封筒に、青空の便箋

黒いペンで

「拝啓」から始まり

「また 書きます。敬具」で終わる



拝啓 ヒーロー様

また、今日も貴方を見ました。最近の貴方のご活躍には、うっとりさせられています。以前よりも目にする回数が増え、とても幸せなことだと噛み締めています。


世界中に貴方の魅力が伝わり、みんなから愛されたら、こんなに嬉しいことはありません。考えただけで、私まで幸せな気持ちでいっぱいです。
動物好きの貴方なら、人類だけでは物足りないかもしれませんが。


そうしたら、貴方の夢も叶いますか?貴方の幸せな笑顔を、私も見たいです。これからも、色々なことを楽しみながら頑張ってください。ずーっと応援しています。




本当言うと、少し寂しかった。元々遠い存在で、住んでる世界は違ったが。もっともっと離されて、私なんかが応援しなくても、ずっと先まで飛べるような気がしたから。


実際私の応援なんか届かないし、それでも貴方はもっともっと飛躍する。初めから分かっていたことだ。ただ、貴方は貪欲さがないというか、先輩に「お前らはハングリー精神が無い」と言われてたけど、悪く言えばそんな感じ。悪くでもないけど。


でも私はそんなところが、なんかあっけらかんとしていて、とにかく今を楽しんでる貴方が大好き。ほんとに、ほんとに、カッコイイ。





貴方は私のヒーローです。

尊敬できるからヒーローです。

カッコイイからヒーローです。

夢があるからヒーローです。

いつまでも、ずっと私のヒーローです。                                                                          
読んでもらえなくても

また 書きます。          敬具





「FUN LETTER」編vol.4 完。