[安田記念]無視できないフィエロの勢いと安定感
今日はディープインパクト産駒のフィエロ(5歳)について書きます。戦歴は9戦5勝。そのうち6戦が1600mで4勝を挙げています。ミッキーアイルと同じようにマイル適性は高い馬とみていいでしょう。血統的には母父がデインヒル。安田記念を勝ったことのあるフェアリーキングプローンやロックオブジブラルタルなどの父もデインヒルでマイルの適性は血統からも顕著です。母父としては名馬・フランケルなどもいます。
フィエロは前走のマイラーズCでワールドエースには負けたものの、2着になったことで能力は示していました。ワールドエースがレコードの1分31秒4で勝ちましたが、フィエロもコンマ2秒差しかない時計。上がりも勝ち馬と同様の33秒2。それほど能力に差がないことも理解できます。今回、安田記念では岩田騎手が騎乗。好位置に付けられるセンスがあるので追える鞍上も加味すればジャスタウェイなどを出し抜くことも可能かもしれません。あと、問題はミッキーアイルを差しきれるかでしょうか。体質も強くなり、力も出し切れるようになってきたので5歳ですがまだまだ可能性を感じさせる一頭です。
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