*フランスで知った日本のある奇祭の閉幕 | *Blay典子の世界日記*

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四半世紀のリゾート暮らしを卒業後、ディープなフランスで生活しています。父が他界した2004年から始めたスピリチュアルな学びや、浮世離れした日常から見えて来た世界、多文化の中で学んだ事、フランスの田舎暮らしなどなど、私の世界のお話を綴っています。

 ディープなフランスからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。

 

 

ご縁をいただき、ありがとうございます。

 

早速ですが、本日のお題は

 

 

 フランスで知った日本の奇祭の閉幕

 

 

「1,000年以上続く、ある日本のお祭りが、関係者の高齢化や担い手不足の為、今年で最後を迎える」と、先日、朝のニュースで取り上げられていた。

 

"SONMINSAI"と聞こえ、ググってみたところ「蘇民祭(そみんさい」と判明。

 

<蘇民祭>

 

 

 

初めて聞くお祭りについて更に検索すると、すぐにこんな動画が出てきた🔽

 

 

ニュースを見た時、単純に「1000年もの歴史あるお祭りが途絶えるのは残念だなぁ」と思ったが、想像もしなかったお話が、黒石寺ご住職から語られていた。

 

「私自身、蘇民祭続行を望まない」

 

ポーンポーンポーン

 

超ざっくり掻い摘むと、元々黒石寺と地域住民のお祭りだったものが、「裸祭り」という部分だけがクローズアップされ、一人歩きをしてしまった様子。

 

裸祭りを表とすると、裏の部分では家庭ごと人ごとに各々役割があり、門外不出の儀式が執り行われている。

 

核となる「信仰」の部分を大切に、このお祭りを伝承していきたいとのこと。

 

真摯な思いを語られるご住職は、凛として、とても素敵だった。

 

今後、ご住職が願う形で、粛々と受け継がれていくよう祈るばかりです。

 

それでは、最後はお祈りですお願い

 

世界の一人でも多くの方が、1日でも早く、平穏無事な日を送れるようになりますように、最高最善のお導きとお力添え、そしてお守りをお願い致しますお願い

 

ではまた次回、A la prochaine !ア・ラ・プろシェンヌ!