令和のコンプラと昭和のいい加減さ | 青い球。blauekugelという名に捧ぐ。

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花鳥風月、理の系の人間が超感覚的に追求する美学。やや欧州、技。

某ドラマにて、令和時代のコンプラに縛られた現代が揶揄されている。比較対象は、昭和末期のあの時代。そう、確かに不適切にもほどがあるセリフの数々。

 

改めて思い返すと、昭和末期は偏見と差別に満ち溢れていた時代だった。が、人の心はあったと思う。何が悪くて何がだめなのか、その最低限の境界は守られていたのではないか。

 

今のように、庶民の箸の上げ下げにまで国家や社会が口を出してくるような、お節介な雰囲気を、当時の人間はどう見るだろうか。きっと頭がおかしいと思うに違いない。そう、不適切にもほどがあるのは、昭和から見ればこの令和なのである。