2011秋のホノルルセンチュリーライドのレポートを
書こうと思います。
9月25日(日)のホノルルセンチュリーライド。
5年ぶりに参加したこのイベント。
オアフの自然と活気を100%味わうことができる最高の天気に恵まれ、
とても気持ちいいロングライドを堪能することができた。
5年前、2006年の総参加人数は、4000人近く!。
そのうち、2500人が日本人....
とささやかれるほどに、日本人が多いイベントだった。
そんな記憶があったので、今年の参加人数には少なからず驚かされた。
総参加人数2000人。そのうち日本人は900人とのこと。
依然として日本人含有率が高いイベントであることは変わりはないが、
ずいぶん減ったものだ。......
外国人の参加人数に大きな変化がないにも関わらず。
参加準備をしてきた僕には、その理由は簡単に想像できる。
日本航空がメインスポンサーを降りたせいで、日本国内での告知広告や
関連ツアーが激減したのだ。また、リーマンショック以前と比べ、
海外遠征できる余裕ある日本人の数そのものが減ったとも想像できる。
さらに、5年前のオアフ便なら自転車は無料で運んでくれたものだが、
今はどこの航空会社も大型手荷物として別料金(片道$150~)を
課金するようになった。持っていくだけでも3万円、これは結構痛い。
航空会社によって大型手荷物のサイズ規定・重量規定が微妙に違うし、
それにともない金額も変わってくるので、自転車梱包の段ボールのサイズや
重量に神経を使わされる。
そう、ホノルルセンチュリーライドは、
昔に比べ、遠のいてしまったのである。
ホノルルセンチュリーライドツアーに参加する人たちで
さぞかし空港は賑わっているだろう...と思っていたが、
到着した羽田空港には、それらしき人は1人しかいない。
大型段ボールをカートに乗せている僕は、周りから
「何持っているんだろうこの人?」という視線を浴びながら空港を歩く。
ホノルルに着いて、JEEP コマンダーというレンタカーに
荷物と自転車を積み込み、いざコンドミニアムへ。

僕の自転車段ボールはkabutoのbike packという製品。
今回が2回目の使用だ。ちょっとやそっとの事では、中身の自転車に
危害が加わらないようにと段ボールの内側にクッションを
張り巡らしたおかげか、自転車は無事。
こんなことしなくても、段ボールによって自転車は守られるのかも
しれないけど、大事な愛車に万が一のことがあっては大変。
この大げさなクッションは保険なのだ。
前日に「パッケージ」と呼ばれるものをカピオラニ公園そばの
小学校にとりに行く。この「パッケージ」の中には、
ゼッケンや地図がプリントされたチラシ、粉末ジュース等が入っている。
JALのロゴはどこにもなし。2006に比べずいぶん質素だが、
まあ、それはそれでいい。

当日は5:45amにカピオラニ公園に到着。
ここで、2000人という参加人数のアナウンスがあり、
みんなイエーイとか歓声あげてたけど、5年前の半分の人数なんだよね。
でも日本人が減ったぶん、外国人参加者が目立って見える。
だから、今年は海外で走るという実感を強く感じることができた。

そして、6:15am。まだ暗いカピオラニ公園をスタート!!
また走れるんだ~オアフを!!
ダイヤモンドヘッド麓をカハラに向かって上って行くと、
朝日が射してくる。右側は朝日に照らされた海。
キラキラ光っていて美しい。
こんなところでいつも走れるハワイの自転車乗りはうらやましい~!
2006年に参加した時は、160kmなんて走った経験がなかったから、
序盤は体力温存ライディングでゆるゆると走った覚えがあるが、
今年は違う。最初からいい感じでカハラへ向けて
ダンシングで飛ばしていったのでした。
ハワイ有数の高級住宅地、カハラの豪邸が立ち並ぶ住宅地を抜け、
カハラモールを通過し、フリーウェイを走る。
そしてハワイカイへ向かうストレート。スピードはのりにのっている!
今、何キロだろう?
あれ~?、サイコン反応してない!!!!!
止まるのは悔しいが、スピードや距離が分からないのも辛い。
しかたなく止まってサイコンを調整し、再スタート。とほほ。

ハワイカイドライブには「心臓破りの坂-Heart Break Hill」があるが、
ロングライド経験者なら別にどうということもない。
距離が長いカテゴリーにエントリーした人ほどスタートが早いから、
僕と一緒に走る人々は皆160kmカテゴリーの人たち。
さすがにみんなフツーに上っていく。5年前は、定石通り、
シッティングで回転重視のペダリングを貫いて上ったが、
今年はダンシングを織り交ぜ、スピードを落とさないように上った。
うんうん。昔に比べたらずいぶん走れるようになったな~俺。
まだたいしたことないけど。
家族で走る人たちや、初心者の人にはとてもキツい坂だから、
後続の集団では、降りたり、休んだりする人が続出したことだろう。
その後、斜度は落ち着くが、そのまま上り基調で
いよいよマカプウの頂上へと向かう。
マカプウは、最高だ!
ホノルルセンチュリーライドの最高地点であるマカプウ頂上に来ると、
それまでの上りへのご褒美と言わんばかりに、
美しい海へと下るダウンヒルが待っている。
愛車Parisに身を委ね、スカイダイビングにも似た究極の下りを走るのは、
この上なく贅沢な経験だ。
マカプウを下ってしばらく走ると、
海岸線から離れたところを走ることになる。
一般的なドライブルートから外れているその場所、ワイマナロは、
舗装が悪いため、路面からの荒い突き上げを感じるが、
天気もいいし、体調もいいから全く気にならない!
さて今回は何時間で160km走れるだろうか?
5年前は、全エイドステーションに寄る
"のんびりライド"が僕のコンセプトだった。
それは、初めて160kmに挑戦する自分をあまり追い込まないための
言い訳でもあったのだが...。
今年は、2度目ということもあり、また体力にも自信があったので、
補給が必要でなければ寄らないことにして走った。
太陽は陰ることなく、熱線は容赦なく僕の肌をつき刺すが、
東京の8月に比べればどうと言う事はない。
警察官がコントロールする道路は、完全にこのイベントのために
「自転車優先」にされ、ストップアンドゴーはほぼないから
とても走りやすい。
クルマを止めてくれている警官にありがとうの挨拶をしながら、
どんどん進んでいく。
(つづく)