50マイルカテゴリーの折り返し地点(スタートから25マイル)にある、
カイルア・インターミディエートスクールのエイドステーションで一休み。
芝生に座り、青空を見上げながら、幸せだなーという、気分にしばし浸る。

空間放射線量が、何ベクレルとか....気にする必要がないだ、ここでは。
自転車に思いっきり乗れるというのは、なんと幸せなことか。
そして悲しいかな、3.11前なら、
それは日本でも当たり前のことだったのだ。。。。
僕のParisは、長距離でも全然イケる。
キシリウムSR(リアの半分がカーボンスポーク)のせいか分からないが、
多少荒れた路面でも堅くて辛いと感じることはない。
にもかかわらず、シャープに加速、ダンシングできるので
ライディングはとても楽しいものだった。
目を奪うようなきれいな海や山が目の前に繰り広げられていても、
Parisの走りはそれ以上に楽しい、と言ったら、オアフに失礼だろうか。
サドルバッグには、チューブ2本とタイヤレバー、携帯。
背中のポケットには、お金や鍵、補給食(CLIF)、
ボトルケージには、水入りのボトルとスポーツドリンクのボトル。
そう、持ち物は日本で走る時とほぼ同じ。
唯一違うのは、地図とペンを持っていったこと。
どこのエイドステーションに何分いたかを記録し、
後で正確な平均速度を割り出すためである。

75マイルカテゴリーの折り返し地点、
キング・インターミディエートスクールの
エイドステーションにも立寄った。
ボランティアの人たちの中には、子供もいて、
オレンジやパイナップルや水を持ってきてくれる。
多くの地元ボランティアの手でこのイベントが
作られていると実感する瞬間だ。
JALのサポートがなくなったぶん、補給食は質素になった感があるが、
(5年前はエナジーバーやクッキーもあった)どうと言う事はない。
そのぶん、手作り感があって良かったと思う。
ひとつ気になる事があった。立ち寄ったエイドステーションでは、
そこまで来たことを証明するステッカーをもらえるはずなのだが、
僕が立ち寄った2カ所とも、配っている気配はなかった。
どうせ100マイル折り返し地点でもらえるからいいや...と思って
やり過ごす。
100マイル折り返し地点が近づくと、
折り返しライダーとすれ違うことになる。
いいペースで走ってきたな、と自負していても、速い人は速い。
自分がなんちゃってローディーであることは忘れてはいけない。
そしていよいよ、ひときわ賑わっているスワンジービーチパークの
エイドステーションに到着!ここが100マイル折り返し地点だ。
5年前、折り返し地点についたとき、
ゴールしたかのような感動があった。なんせ、あとは戻るだけで
100マイル達成が約束されるわけだから。
今年は、その感動は小さかったが、またここにきたか~!という
懐かしさと嬉しさがあった。
青い海と青い空...、(月並みな表現だが、本当にそうなのだ!)
そして、ひとときの休息の時間。
やはりホノルルセンチュリーライドは贅沢なイベントだ。
オレンジやらスポーツドリンクやら水やら、色々手にしたが、
やはりここにも「アレ」がない。
そう、”100マイル折り返し地点来たよステッカー”。
これがないと、「ホントに100マイル走ったの~?」とか
疑われちゃうんだよね~。
思い切って、忙しそうにオレンジを切るボランティアのおばちゃんに
聞いてみる。
Can I ask you something? I thought you have stickers or
something to prove 50 miles here....
(ちょっといいですか? たしか、50マイルを証明する
ステッカーとかあると思ってたんだけど.....)
奥から男性が出てきて、
Oh, I know what you mean...We used to have stickers
you are talking about, but now we don't...sorry about that.
(あ~、あれね。....以前、確かそんなものがあったのを覚えてるよ。
でも今はなくなっちゃったんだ。悪いね。)
JALのサポートのないしわ寄せがここにも。。。。
うむむ。。。100マイル走破、自己申告じゃん。
5年前は、ここスワンジービーチパークに40分も居て、
写真とったり、うとうとしたりしてたが、
今年は、ほんの10分足らずで往路に向けて走り出す。
持ってきたCLIF(エナジーバー)を食べながら走る後半。
走っていると、だんだんお尻が痛くなってきた。
まあ、80km走ればいつもそこそこ痛むので仕方がない。
その他は別にどうということもなく、快適なライドが続く。
以前は、膝が痛くなったりしたっけ。
クリートの位置が悪いせいだと思いこんでいたが、
結局、走り込んでなかったからなんだろうな。
日本では売っていないが「CLIF」というエナジーバーが僕のお気に入りだ。
何よりパッケージがいい。味のバリエーションもたくさんある。
大きさは大と小があるが、一口サイズの「小」が
補給食には合っていると思う。
ベタっとしたピーナツ味丸出しのPOWERBARよりも、
お菓子好きの僕には合っている。

景色があまりにも奇麗なので、降りて写真をとりたくなってしまうのが、
ホノルルセンチュリーライドだ。
僕も、途中で自転車を停め、写真を撮った。
海と空のブルーが、僕のParisの色とマッチしてかっこいいかも?
と思ったからだ。......でも写真では、その感動は伝えきれない!

(つづく)