2009.12.02(Wed)~12.13(Sun)
銀座・博品館劇場
原案:松野一茂
脚本:妹尾匡夫・堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)・池田鉄洋(猫のホテル)・毛利亘宏(少年社中)
演出:水谷あつし/入山 学
キャスト:三浦涼介(PureBoys)・齊藤ヤスカ・福山聖二・川田祐・中村龍介・黒木マリナ・長谷川桃・長谷川愛・秋元麻衣・木野村温子・奈良まどか・尾谷信子・鷲尾昇・入山学・水谷あつし
ゲストミュージシャン
ハレルヤシスターズ/LITO
(敬称略、公式サイトから引用)
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12/4ソワレ観劇
ゲスト:成松慶彦さん
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まさにカオスといった感じ(笑)
「コントンクラ~ブ]というアイキャッチを挟みつつ、細切れにコントが繰り広げられます。
物凄い力押しで苦笑に近いものから、お腹が痛くなる程の爆笑もの、なぜかほろりとさせられるものまであって、凄く面白かったです!
4日の時点でお二方(LITOさんと女性キャストのお一人)が体調不良で出演しないという非常事態だったのは気になりますが、全体通してのストーリーがある芝居ではないので特に違和感はありませんでした。
……淋しいなあとは思いましたけどね。
*公式blogの様子だともう復帰されたみたいです。
13日までなので思い切り笑いたい人にはぜひオススメします!
以下、ミーハーだったりどうでもいい話。
ちょっとでも嫌だと思ったら見なかった事にしてスルーしてくださいませ。
ゲストのナリさんこと成松慶彦さんは相変わらずでした(笑)
実は、ナリさんがゲスト・登場シーンはアドリブと聞いたので、これは行かねば!と急遽チケットを取りました。
本当に予想を裏切らない展開で、ファンとしては非常に和みました。
彼のプロフィールが修正される日は来るんでしょうか?
というか、遙かメンバーはどこまで知ってて無茶ぶりしてたんだろ?
客席の後ろ5列くらいを丸々潰しても埋まりきらない客席にびっくり。
あ、ついでに学生(高校生?)団体さんがいたのにもびっくり。
笑いと恐さは密度が高い劇場の方が盛り上がるので、もっと密室感のある劇場がよかったかもと思ったり。もう無いけどアプルとか。
というか、劇場の雰囲気が芝居そのものに及ぼす心理的影響は大きいと思うのですよ(苦笑)
マリア・マグダレーナ再来日公演『マグダラなマリア』~マリアさんは二度くらい死ぬ!オリエンタルサンシャイン急行殺人事件~
【出演】マリア・マグダレーナ/岡田亮輔、鯨井康介、高木万平、高木心平、佐藤永典、広瀬友祐、別紙慶一/小林健一 (動物電気)/津田健次郎
池袋サンシャイン劇場
20日ソワレ(ゲスト:高橋広樹) 2階上手
23日ソワレ(ゲスト:永山たかし 東京大楽) 1階前後左右共ほぼセンター
---------------
マリアさんの過去のお話。
自分の店を開くため、グレイスと共にヨーロッパ中を飛び回り多忙な日々を送るマリア。
移動手段はオリエンタルサンシャイン鉄道。
乗り合わせたのは8人と1人。
ヨーロッパ巡業中の演歌歌手 黒海ピロシとその妻にして事務所社長のなぎさ。
探偵エルキュール・アポロとその姪セシル。
箱入りお嬢様エミリーとの執事コバーケン。
そして、エミリーそっくりのシャーリーという少女。
退屈な旅路の中、事件は起こった。
「マリアが死んでる!」
動く密室であるはずの列車内。
犯人は誰なのか?
思いがけない事態が重なり、さらに状況は混乱していく…
---------------
マリアさんは相変わらず麗しくていらっしゃいました(笑)
意図的に仕込まれた毒にニヤリとさせられ、しょうもないネタに笑い、素晴らしい歌声に度肝をぬかれ、マリアさんの生き様がカッコイイなあと思いました。
(自分なりの美学を持つ事、その美学にそってのみ行動する事には憧れますが、なかなかできる事じゃないと思うのです)
以下、公演終了につきネタバレあり。湯沢御大の11/29のblogの内容も拾ってます。
例によってご注意を。
歌がほとんどオリジナルだった!
前回公演分と合わせてぜひCD化して欲しいなあ。
『死んでいく』とか『恋愛なんて三年もたない』も好きだけど『It's entertainment!』が特に好き。
鯨君の芸達者っぷりがステキ。
旦那と殴り合う(?)シーンとかラスト近くの転がり方とか、本当にお見事。
別紙さん、あのキャラはまりすぎ!
グレイスも絡むあのシーンには若干ひきましたが、『おろしや旅情』はナイスでした。
高木ツインズ、毒入りお菓子みたいで可愛かった。エミリー、東京大楽のコバーケンに振られた「澄ました顔してズキューン」というネタ、あとで怒られなかったんでしょうか?
同じネタやったながやんはグーを喰らってたけど、ねえ…。
岡田君、広瀬君は女装じゃない代わりにいじられ役。
特に広瀬君は対マリアさんがほとんど+グレイスに襲われるのでちょいと哀れ(笑)
でも『我が名はグスタフ』の歌声は素敵。
岡田君、なんでだか他の役者のイメージがちらついて気になった。でもよぎったのがラマさんと末満さんなのでほとんどの人には解るまい(苦笑)
佐藤君のあのキャラは御大の趣味なの?とツッコミたかった。
でもblogで
「錆びた絆」…この曲は某アニメ企画に際し、エンディング曲をという依頼があり、
(中略)
セシルはこの曲に基づいて作られた登場人物であるがゆえ、そのマンガに登場する少女達が原型となっている。
とあるので、そうではないらしい。
前回から引き続き出演しているコバーケン氏とグレイス嬢は暴走気味でオステキ(笑)
やっぱり舞台の津田さんが好きだなあとしみじみしました。
スイカマリアさんの脇にしゃがみ込んで共に空を見つめるシーンが妙に可愛かった!
コバーケン氏は…、うん、相変わらず。
個人的にああいうネタはどちらかというと苦手なので、これ以上は勘弁してほしい(汗)
というか、彼が所属している動物電気がどんな集団なのかが気になります。
二人のアンジェラを観たわけですが、どっちも特色あって面白かった!
でもあの分量はゲストにしては大変だったと思う。
*以下更にどうでもいい話。
前回がリボーン組なら今回はテニ組と言えるかも。観てるはずなのにキャスト名にあまり覚えがないのはいかがなものかと(汗)
自由劇場とかグローブ座とか、見た目が優雅な劇場が似合いそう。ぱっと見はゴージャスなのに変に生々しかったり現実主義なのがマリアさんかなと思うので。
なんとなくえん魔さんの『ブルドックショウ』と共通するものを感じた。
『真夏論』とかもそうだけど、馬鹿馬鹿しい笑いの中にも芯が通っているような気がする。
エンターテイナーとしての自覚というか覚悟があるというか…。うまく言えないけど、それがあるからこそ好きなんだよね。
最後、マリアさんが「また来ま~す」とおっしゃっていたので来年も楽しみにしてます!
【出演】マリア・マグダレーナ/岡田亮輔、鯨井康介、高木万平、高木心平、佐藤永典、広瀬友祐、別紙慶一/小林健一 (動物電気)/津田健次郎
池袋サンシャイン劇場
20日ソワレ(ゲスト:高橋広樹) 2階上手
23日ソワレ(ゲスト:永山たかし 東京大楽) 1階前後左右共ほぼセンター
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マリアさんの過去のお話。
自分の店を開くため、グレイスと共にヨーロッパ中を飛び回り多忙な日々を送るマリア。
移動手段はオリエンタルサンシャイン鉄道。
乗り合わせたのは8人と1人。
ヨーロッパ巡業中の演歌歌手 黒海ピロシとその妻にして事務所社長のなぎさ。
探偵エルキュール・アポロとその姪セシル。
箱入りお嬢様エミリーとの執事コバーケン。
そして、エミリーそっくりのシャーリーという少女。
退屈な旅路の中、事件は起こった。
「マリアが死んでる!」
動く密室であるはずの列車内。
犯人は誰なのか?
思いがけない事態が重なり、さらに状況は混乱していく…
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マリアさんは相変わらず麗しくていらっしゃいました(笑)
意図的に仕込まれた毒にニヤリとさせられ、しょうもないネタに笑い、素晴らしい歌声に度肝をぬかれ、マリアさんの生き様がカッコイイなあと思いました。
(自分なりの美学を持つ事、その美学にそってのみ行動する事には憧れますが、なかなかできる事じゃないと思うのです)
以下、公演終了につきネタバレあり。湯沢御大の11/29のblogの内容も拾ってます。
例によってご注意を。
歌がほとんどオリジナルだった!
前回公演分と合わせてぜひCD化して欲しいなあ。
『死んでいく』とか『恋愛なんて三年もたない』も好きだけど『It's entertainment!』が特に好き。
鯨君の芸達者っぷりがステキ。
旦那と殴り合う(?)シーンとかラスト近くの転がり方とか、本当にお見事。
別紙さん、あのキャラはまりすぎ!
グレイスも絡むあのシーンには若干ひきましたが、『おろしや旅情』はナイスでした。
高木ツインズ、毒入りお菓子みたいで可愛かった。エミリー、東京大楽のコバーケンに振られた「澄ました顔してズキューン」というネタ、あとで怒られなかったんでしょうか?
同じネタやったながやんはグーを喰らってたけど、ねえ…。
岡田君、広瀬君は女装じゃない代わりにいじられ役。
特に広瀬君は対マリアさんがほとんど+グレイスに襲われるのでちょいと哀れ(笑)
でも『我が名はグスタフ』の歌声は素敵。
岡田君、なんでだか他の役者のイメージがちらついて気になった。でもよぎったのがラマさんと末満さんなのでほとんどの人には解るまい(苦笑)
佐藤君のあのキャラは御大の趣味なの?とツッコミたかった。
でもblogで
「錆びた絆」…この曲は某アニメ企画に際し、エンディング曲をという依頼があり、
(中略)
セシルはこの曲に基づいて作られた登場人物であるがゆえ、そのマンガに登場する少女達が原型となっている。
とあるので、そうではないらしい。
前回から引き続き出演しているコバーケン氏とグレイス嬢は暴走気味でオステキ(笑)
やっぱり舞台の津田さんが好きだなあとしみじみしました。
スイカマリアさんの脇にしゃがみ込んで共に空を見つめるシーンが妙に可愛かった!
コバーケン氏は…、うん、相変わらず。
個人的にああいうネタはどちらかというと苦手なので、これ以上は勘弁してほしい(汗)
というか、彼が所属している動物電気がどんな集団なのかが気になります。
二人のアンジェラを観たわけですが、どっちも特色あって面白かった!
でもあの分量はゲストにしては大変だったと思う。
*以下更にどうでもいい話。
前回がリボーン組なら今回はテニ組と言えるかも。観てるはずなのにキャスト名にあまり覚えがないのはいかがなものかと(汗)
自由劇場とかグローブ座とか、見た目が優雅な劇場が似合いそう。ぱっと見はゴージャスなのに変に生々しかったり現実主義なのがマリアさんかなと思うので。
なんとなくえん魔さんの『ブルドックショウ』と共通するものを感じた。
『真夏論』とかもそうだけど、馬鹿馬鹿しい笑いの中にも芯が通っているような気がする。
エンターテイナーとしての自覚というか覚悟があるというか…。うまく言えないけど、それがあるからこそ好きなんだよね。
最後、マリアさんが「また来ま~す」とおっしゃっていたので来年も楽しみにしてます!
昨日、公開ゲネプロに行ってきました!
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*参宮橋トランスミッション
*キャスト
中村英司・真山奈緒・やまだまいこ・滝田明仁・汐崎アイル(順不同・敬称略)
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閉ざされた部屋に点る様々な色の着いたライト。
交錯する五人の人物。
生死すら賭けた奇妙なゲームの結末は…?
生き残れる方法はただ一つ、そのライトを消すこと。
-------------------
最後の一文はフライヤーから引用。
出だしは呆気に取られました(それも演出の計算のうちらしい)が、次第に引きずり込まれて凄くエキサイティング!
笑いと怖さの緩急が絶妙で最後までドキドキしっぱなしでした。
参宮橋トランスミッション自体が100人入らないくらいの狭さで、結構急な螺旋階段を降りて入る地下の会場なので、ストーリーと相まって凄く雰囲気があります。
やっぱりこういう小さい劇場・少人数で上演されるサスペンスな話は格別に面白い!
オリジナルはSPIRAL CHARIOTSという劇団で、二度上演されているそうです。映像版もあるそうなのでそちらも機会があればぜひ観てみたいです。
舞台版遙か(舞舞・ハルボロ)や、それなりのキャパの劇場で派手な音響・照明・立ち回りがある舞台しか観た事がないと、ちょっとびっくりするかもしれません。
でも、あの空間の密度が濃い感じはハマるとやみつきになりますよ~(笑)
期間は今週末までで、平日公演はまだチケットあるみたいです。
迷っていたり、お時間ある方はぜひオススメしたい!
そして行かれる方へ豆情報。
場所が少々分かりにくいです。
参宮橋の駅を降りたら左、右手にマックのある分かれ道も左(下り坂の方)へ。
少し行くと左前方にコインパーキングの看板、右手にセブンイレブンがみえるはず。
そのまま道なりに進むと登り坂になります。
その坂の右側を注意して見ていると壁にTRANCE MISSIONという文字がある建物が見つかるはず。
看板は小さなスタンド式のものくらいしかないのでご注意を。
(左手に郵便局が見えたらその反対側。スーパーまで行ったら行き過ぎてます)
ついでに、溜まっていられる場所がないので早く行き過ぎない方がいいと思います。また、小田急線各停しか止まらない駅なのでご注意を。
ゲネプロの一般のお客さんは強制(笑)で応援団にされちゃいましたが、それを抜いてもオススメ記事を書きたくなる面白さでした。
で、最後にちょこっとだけネタバレ話。
嫌な人はここでバックお願いします。
怖いのが苦手な人・炸裂音が苦手な人は多少覚悟しておいた方がいいです。
PICの『ネバーランド A GO!GO!』以来のトラウマで、炸裂音に過剰反応してしまう自分にはしんどかった…(苦笑)
逆をいえば、ネバゴーみたいなサスペンス系統の芝居を観たい人には超オススメです。
あとSAW(あの結構スプラッタなやつ)とか好きな人にもオススメかもです。
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*参宮橋トランスミッション
*キャスト
中村英司・真山奈緒・やまだまいこ・滝田明仁・汐崎アイル(順不同・敬称略)
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閉ざされた部屋に点る様々な色の着いたライト。
交錯する五人の人物。
生死すら賭けた奇妙なゲームの結末は…?
生き残れる方法はただ一つ、そのライトを消すこと。
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最後の一文はフライヤーから引用。
出だしは呆気に取られました(それも演出の計算のうちらしい)が、次第に引きずり込まれて凄くエキサイティング!
笑いと怖さの緩急が絶妙で最後までドキドキしっぱなしでした。
参宮橋トランスミッション自体が100人入らないくらいの狭さで、結構急な螺旋階段を降りて入る地下の会場なので、ストーリーと相まって凄く雰囲気があります。
やっぱりこういう小さい劇場・少人数で上演されるサスペンスな話は格別に面白い!
オリジナルはSPIRAL CHARIOTSという劇団で、二度上演されているそうです。映像版もあるそうなのでそちらも機会があればぜひ観てみたいです。
舞台版遙か(舞舞・ハルボロ)や、それなりのキャパの劇場で派手な音響・照明・立ち回りがある舞台しか観た事がないと、ちょっとびっくりするかもしれません。
でも、あの空間の密度が濃い感じはハマるとやみつきになりますよ~(笑)
期間は今週末までで、平日公演はまだチケットあるみたいです。
迷っていたり、お時間ある方はぜひオススメしたい!
そして行かれる方へ豆情報。
場所が少々分かりにくいです。
参宮橋の駅を降りたら左、右手にマックのある分かれ道も左(下り坂の方)へ。
少し行くと左前方にコインパーキングの看板、右手にセブンイレブンがみえるはず。
そのまま道なりに進むと登り坂になります。
その坂の右側を注意して見ていると壁にTRANCE MISSIONという文字がある建物が見つかるはず。
看板は小さなスタンド式のものくらいしかないのでご注意を。
(左手に郵便局が見えたらその反対側。スーパーまで行ったら行き過ぎてます)
ついでに、溜まっていられる場所がないので早く行き過ぎない方がいいと思います。また、小田急線各停しか止まらない駅なのでご注意を。
ゲネプロの一般のお客さんは強制(笑)で応援団にされちゃいましたが、それを抜いてもオススメ記事を書きたくなる面白さでした。
で、最後にちょこっとだけネタバレ話。
嫌な人はここでバックお願いします。
怖いのが苦手な人・炸裂音が苦手な人は多少覚悟しておいた方がいいです。
PICの『ネバーランド A GO!GO!』以来のトラウマで、炸裂音に過剰反応してしまう自分にはしんどかった…(苦笑)
逆をいえば、ネバゴーみたいなサスペンス系統の芝居を観たい人には超オススメです。
あとSAW(あの結構スプラッタなやつ)とか好きな人にもオススメかもです。