話が決まってからのレッドキングは、ついて行けないほどテンポが早かった。メンバーチェンジを決めてから、休止期間が少しあったようで、いろんな欲求がたまっていたらしいのだ。バイトの合間に曲を覚えてリハで試す。それだけではとても間に合わなかった。アレンジの焼き直しから、ネタ出し合って新曲制作、しばらくは心が休まる時がなかった。加入決定とほぼ同時にライブも入れてしまったので、ほとんど勢いに任せて進んでいった。そんな時、現れたのがスネイルランプのイシマル君だった。彼はタマダ君と高校の同級生で、タマダ君曰く「あいつにドラム教えたのは俺だ!」などと言っていたが、本当かどうだかは定かではない。イシマル君は、よくスタジオに遊びに来ていた(個人練習がいつも同じ時間帯だったので)。リハ後によく相談に乗ってもらった。フォームの改善や個人練習の効率UP方法、ライブ後に気が付いたことなど。いろんな事を話してくれた。リハ後に始発がまだ出ていない時など、家まで車で送ってもらったり、何から何までおせわになった。彼はレッドキングを陰で支えていた。いまでも、とても感謝している。
そんな支えもあり、順調にバンドは進んでいくこととなる。 続く
そんな支えもあり、順調にバンドは進んでいくこととなる。 続く