ジャネイロ・ベルモット(Janeiro Vermouth)のレシピ

カシャッサ・・・・・・45ml
ドライ・ベルモット・・15ml

使用グラス 3㌉カクテルグラス
製法 ステア
度数 34%



「カシャッサ」とラム酒の違い

ラムもカシャッサもサトウキビを原料とするスピリッツです。

ラムはサトウキビの処理方法により3つの製法に分かれる。
①トラディショナルラム
サトウキビジュースから砂糖を精製するときに結晶化しなかった部分
(糖蜜/モラセス)から造られる。
※ほとんどのラムがこのタイプ

②アグリコールラム
砂糖を精製せずにサトウキビジュース100%を使用して造られる。
※カリブ海のマルティニーク島やグアドループ島、インド洋のレ・ユニオン島など主にフランスの海外県で盛んで、ラムの中では2〜3%と希少なタイプ。

③ハイテストモラセス
サトウキビジュースをそのままをシロップ化して造られる。

1400年代にはヨーロッパ、特にスペイン・ポルトガルで砂糖生産が盛んになり、まずはスペインがカナリア諸島からカリブ海西インド諸島に到着、翌年サトウキビの苗を持ち込みのちに「ラム」が誕生しました。



カシャッサはサトウキビジュース100%を原材料に発酵、蒸留するといった点においてアグリコール製法と同じ。
ポルトガルはマデイラ諸島産のサトウキビの苗をブラジルに持ち込み「カシャッサ」が誕生。
地域によっては「ピンガ」とも呼ばれています。

カシャッサには法律があり、ブラジル産のサトウキビを使用したものがカシャッサで、その他製法や度数などに基準が設けられています。

カシャッサの法律
カシャッサとはブラジルで生産されたサトウキビを原料とし、その絞り汁を発酵させた、アルコール度数が38~48度の蒸留酒。また製品1Lに対して6gまで加糖したものも含める。


カシャッサ・カウンシル ジャパン