※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


みなさまこんばんは❁
満です(*´ω`*)

今回は泡沫のユークロニア、各キャラまとめての感想です♪




淡雪(CV/斉藤壮馬)
一人目に攻略。
主人公・雛菊の従者で、秘書・家事・護衛などあらゆることを務め上げる。
彼とは主従関係にありますが、淡雪は敬語+姫呼びのときとタメ口+雛菊呼びのときが混ざっているしなんならタメのときの方が多いのでそこまで距離感は遠くないです。むしろ近いです(喜)
√中、度々、自分は雛菊のものだと言ってくれます。
愛が重くてちょっとヤンデレみを感じますが(プレイ前は淡雪ってヤンデレなのかなと思っていた)、雛菊と淡雪はある意味ふたりの世界が完全に出来上がっていることもあって関係性は平和でした。
昔いざこざがあった依が雛菊の婚約者になると言い出してきたり、連続放火事件の犯人にされそうになったり、事件を解決するために捜査をしたりと雛菊と淡雪の周囲はてんやわんやだけど、ふたりの両想いは確定だし、お互いが相手に対して考えていることも同じだから安心して見守れた。
王道の恋愛ストーリーで純粋な気持ちで物語を追えました。
なんでも完璧に出来る従者だと思っていた淡雪が、実は料理や裁縫は雛菊に喜んでもらうために努力していたというのが分かったときはきゅんときた!
そして最後のスチルで一気にCERO Dだな…!これCERO Dだな…!!って思いました。笑



依(CV/江口拓也)
二人目に攻略。
わ〜〜〜〜〜〜もう好き!!笑
結論的を先にいうと、もう依には雛菊ちゃんしかいないと思う!雛菊ちゃんがいなくちゃだめ!←
こういうヤバ男×いい子のcp大好き、闇×光のcp大好きなのでめちゃくちゃ心に刺さりました…好き。
雛菊ちゃんの心を繋ぎ止める為なら何でも()しちゃう依。
もちろん悪いことはだめだけど、それくらい雛菊に対して歪んだBIG LOVEを持っている、というところは良いです。
依は色んな嘘をついていてどれが嘘でどれが本当か分かりづらい面もありましたが、その理由を聞くと、ある意味わかりやすい(?)人かもと思った。
弱冠18歳ながら名家の当主として努力していた雛菊ちゃんですが、依との関わりを通して大きな成長を感じました。
依の思考や行動のすべてを理解できなくても、彼への愛情で受け止め支えていく雛菊ちゃんの姿にぐっときた。
減刑を嘆願する場面や、牢にいる依とのやり取りは涙ぐんじゃった。
"それが好きってことだよ、たぶんね"のところなんかもう…もう…!(泣
なんとか丸く収まった(?)ふたりの今後が気になって仕方ないので、続編を全力で希望します!!



帷(CV/岡本信彦)
三人目に攻略。
もうずーっとカッコよかった!
身分差+周囲からの厳しい目線、不遇な子供時代、その中で救ってくれた恩人2人と敵対することになる、不治の病(末期)等々、結構しんどみが強かった。
帷が気の毒だったけどそれでも大事なものを大事にして、理想を持ち続けられるなんて本当に強い人だなぁ。
気づけば帷への尊敬の念を抱いていたところで√クリアしました。
誰も傷つかない世の中にしていきたいという帷の願いは、周りからは理想が高すぎると言われることもあったけど、実現することが難しくても理想(希望)を持つのって大切だと思う。
それが越えてはいけない一線を踏み止まることにもなると思うし。
潮路だって、本当は最初は帷と同じ理想を持っていたんじゃないか思うし、ふたりの結末はすごく切なかったです。
潮路…帷のお兄ちゃんでい続けて欲しかった…。
それから、雛菊ちゃんが可愛さましましでした!
ちょっと幼くて無垢で、でも花街や泉下の現状を知ってどんどん成長していって立派だった。
あとベストエンドでは、淡雪や依と違ってえっっなシーンがなかったのがちょっと意外でした(←意外とかいうなし)。
プラトニックな恋で幕引きとなったのも良かったです。



露草(CV/松岡禎丞)
四人目に攻略。
物語開始当初から雛菊大好きオーラ全開の露草の想いが報われて、ついに恋が実った…!
そんな、なんというか感無量の気持ちでいっぱいになった。
他√でも露草の想いを感じたり、雛菊ちゃんのために自分の想いを心に秘めたままにしているんだろうなぁとか色々考えてたから、自√で雛菊ちゃんと両想いになれて本当によかったね…!
大人の政争に巻き込まれ窮屈な環境で育った露草の初恋が雛菊ちゃん。
そしてその後、大樹後継を巡る争いによって雛菊の両親が亡くなったことで、罪悪感を抱くようにもなってしまって気の毒でした。
これまでも露草の雛菊ちゃんに対する想いの強さは感じ取っていたけど、強い恋心と、強い罪悪感をひとりの女の子に向けているって、めちゃめちゃくそデカ感情じゃないか…!
 大樹や柳営占領や国を揺るがす大事件も起こり大変な中でも、ちょいちょい人懐こい大型犬みたいな描写される露草が可愛かった。
しっかり者で知的、年相応な部分もある等身大なのが魅力的だと思いました。
表向きは気だるげな態度をしていても、雛菊ちゃんへの想いを力に、凍玻璃を救うためひたむきに奔走する誠実なところもかっこよかった!
矢代や柊の登場がきっかけで一歩踏み出した露草の恋が叶って、果ては凍玻璃まで救っちゃうビッグストーリーでした。
(あと、これはほんっとうに個人的趣味趣向なんですけど、露草のヤンデレ展開BAD ENDが見てみたかった。←)



矢代(CV/小林千晃)
五人目に攻略。
他4人のメインキャラを攻略してようやく解放された矢代√。期待大で挑みました!
今までの描写で矢代が抱えているものはなんとなく分かっていましたが、案の定でした。
ただ、矢代の場合は感情がないというよりも、普通の人より感情が動きづらいだけ(表面に現れにくいだけ)でしっかり心はあるし、とても優しい人だと思う…!
無邪気で愛情深い雛菊によって矢代の心が動かされていくのはじんわり沁み入りました。
にっこり笑顔で"姫様は、かわいい"とさらっと言ったり、無自覚に雛菊をドキドキさせちゃう行動をちょこちょこ挟んでくる矢代にはさすが矢代さん…!って気持ちになった。
あと、はっきりと書かれていたわけじゃないけど、彼ってもしかして帝の妾の子なのかなと矢代の言葉の端々を聞いて思った。
これは続編で明かされるのかしら?(続編あるの前提で話すオタク)
あとあと、枸橘様の件は普通に驚いた。
ヒャッハー系と見せかけてどこまでも味方なんだと思っていたらまさかの…。
その代わり(?)、賢木様が味方ポジションだったのは嬉しかったです。
√によって敵味方が入り乱れるユークロ面白い。


真相√
ついにやって参りました真相√。
これまで各√で明かされた謎が総まとめ的な感じでテンポよく繋がっていくのは真相√の醍醐味ですね。
凍玻璃最大の危機に立ち向かっていく雛菊ちゃんにこれまでで一番の成長を感じたし、いざとなれば自己犠牲も厭わない主人公の姿は危うくも健気で真っ直ぐでした。
日常パートの雛菊・鳴神・淡雪の三人組のやり取りがコミカルで温かくて、もっと見ていたくなった。
I'll be back的なお別れになった鳴神ですが、だからこそあの平穏で幸せな日常の儚さが際立ってちょっとうるっときました。

もし続編があるとしたら、今回の黒幕ともいえる朔、実は銀湾の間者だった枸橘様のことを、もっと知りたいなと思います。
(賢木様は本編で描かれた分で彼の性格・思想が大方わかったけれど。
ちなみに私は賢木様のこと結構好きです!
色々複雑なこともありますけど…、味方になってくれているときはホッとしました。
他の方も仰っていたのだけど、制作陣は続編も考えて敢えて余白を残してくれたのだろうと私も思います。
個人的には依√が空前の大ヒットで性癖に刺さりまくりだったので、依のDLCを楽しみにしてます!!♡
依のグッズも集めたいな〜!