※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


心霊シリーズ第二弾「NG」の感想はこちら




みなさまこんばんは✿
満です!


 

 

先月、心霊シリーズ第二弾・NGをクリアしてからやりたい気持ちが高まっていた死噛。

今月に入ってすぐ購入、プレイ、クリアまで駆け抜けました!
楽しくてあっという間だった!

今作の主人公は第一弾と同じ、八敷一男。
死印の事件から4ヶ月が経ち、心霊の調査・解決を担う怪医家として名を広げつつあるようです。
八敷さんが暮らす同市内にある近衛原学園では、シビトによる予告状と生徒の失踪事件が巻き起こっており、校長直々の指名で八敷さんはシビトの調査を開始。
かつての仲間たちの協力もあり、学園に潜むシビトと怪異に立ち向かっていきます。
新キャラも好きですが、死印からのキャラたちが再登場してくれたのが嬉しかったし、また彼らと八敷さんのコンビを見れてよかった!
特に真下さんが来てくれたときは、ほんっとうに!テンション上がった!
その前の真下さんが別件の事件を追っているという説明のときのスチル(何処かで雨に降られながら事件を追う真下さんの図)が、なんかもうめっちゃカッコよかった。
あとあと、女性キャラだと広尾さんがすごく好きなので、彼女とまた調査できたのも楽しかった!
理系でサバサバ系だけど怖がり、一見素っ気ない口調だけど言ってることが超優しいというギャップ…最高すぎます…。

八敷さんは生真面目で誠実で優しく、多くの怪異とそれを取り巻く人間の闇に触れて精神的に追い詰められながらも、一種の使命感で人も怪異を助けようと動くかっこいい人。
決してメンタルが強いわけではないというような描かれ方をしていたけど、本当にメンタルが弱い人はつい4ヶ月前に何度も殺されそうになったのに死の危険が伴うこと不可避の新たな事件に関わったりしないと思うので、八敷さんは相当強いと個人的には思ってます。

好きといえば、新キャラで一番刺さったのは坂本先生でした。
美人で、幽霊とか非科学的なものが嫌いで、幽霊を調査する主人公のことも嫌って学校から追放しようとするけど、うさぎ好きでうさぎのグッズを常に身に着けている坂本律先生。
彼女の前だと、なんだかドMになれそうな気がしてきます。←

真面目な話に戻ると、怪異たちの背景事情がしんどかったです。
絶望に満ちて亡くなった経緯を知る度に、毎回やりきれない思いになりました。
見た目は恐ろしくても中身は思いきり人間なんですよね。
人間の中の哀しみや恨みがふくらんで具現化してこの姿になったんだと思うと…。
ただの悪役ではない怪異たちの描かれ方が私は好きです。

ちなみに一番恐さを感じたエピソードは、"コックリおじさん"。
コックリおじさんってネーミング的にはそんな怖くない気がしたけど、実際は調査の段階も含めてビジュアルが怖かった。
森の中で岩?苔?みたいな怪異が道の先で普通にスタンバってて、心臓がドキィッとした。
死印でも怖かったエピソードが樹海だったので、私は森が怖いみたいです。
コックリおじさんも怪異化した理由がとても可哀相なんだけど、最終決戦のときに狐の頭蓋骨が撮れて生々しい肉とか目玉が飛び出たような第二形態が凄かったです。
このエピソードでは八敷さん真下さんコンビの銃撃戦が熱く、それも胸熱でした!

誰にも気づかれずに学園に紛れている死者(シビト)という設定だけで、ぞくりときて怖楽しかった。
真夜中の学校を駆け回れたのもすごくわくわくした。
システム面で今回最も大きな変化だったのがここだと思うのですが、没入感や臨場感が増すし、トワイライト◯ンドロームっぽくて良かったです。

シビトの正体は、予想できていたつもりだったけど、まさかの…でびっくりした〜!
じわじわと真相へ近づいていって、正体確定と思わせておいての衝撃の事実が判明する流れが良かったのと、シビトに対して思いやりのある戦い方するのがなんとも八敷さんらしくてそれもまた良かった。

きっとこれからも、八敷さんの怪医家としての人生は続いていくんだろうと思う。
その道筋を今後も応援して見守っていきたいし、今まで出会った仲間たちとの共闘ももう一度見たいので、心霊シリーズ第四段の発売を心待ちにしています!!
ちらっと登場はしたけど、今度は病院がメインの舞台はどうでしょうか!?
それと真下さんが別行動してたときに追ってた事件のこととか…!スピンオフとして…!

とにもかくにも、これからも心霊シリーズを応援し続けていく所存です。

グッドエンド・バッドエンド・隠しエンド含めてのクリア時間は、10時間51分でした!