※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※





みなさまこんばんはおひつじ座
満です♫





















































フィン・ユークレース(CV/新垣樽助)
スチプリPC版にはフィンルートがないそうですが、フィン好きな方は絶対に絶対に絶対にvita版もしくはSwitch版プレイすることをオススメします…!



良かったなぁ、フィン!!

ということで、スチプリ最後の攻略キャラはフィンです。
あぁ、これで攻略キャラのルートは全て終わってしまった。
寂しいですが、フィンルート含め全ルート楽しかった!
内容的に楽しいとか言っていいのか分からないけど楽しかった!

フィンルートは、共通ルートからフィン専用仕様にガラッと変わっていたというか、割と早く共通ルートが終わってフィンルートに入れるようになっていた。
両親殺害の罪に問われたキルスを、フィンが"俺がやりました"と庇って下界へ落とされてしまうという、しんどいけどフィンのキルスへの愛が溢れんばかり伝わってくる展開。
キルスがフィンをさらに庇って自分が犯人だと嘘の自白をするものの、裏で色んな思惑が動いているからかフィンの容疑は晴れない。
そして裁判に掛けられたフィンが、始終毅然とした態度を崩さず、キルスへの愛を大勢の前で打ち明けるところはもう名シーンだった
プレーヤー的にも辛い公開裁判になるのかと思ったら、ぎゅんとくる公開告白になった。
いやしんどいけどもね、容疑者フィンの献身じゃんか…。(もし元ネタわからない方いたらすみません)

その後、下界送りを待って拘置所にいるフィンに会いに行き真意を問いただすも、フィンの主張は覆らず、殺人罪は冤罪だがキルスへの愛は本物だからどちらにせよ自分は罪人だと改めて告白されて、キルスは戸惑う。
そんなに日が経たないうちに、キルスはHOUNDSとして下界へ赴くことになる。
HOUNDS姿のキルスも凛々しい彼女に赤の制服が似合っていてカッコよかった。
フィンは罪人として保護地区で暮らしていたけど、キルスへの想いを隠す必要はなく、ザクセンさんやグリッサード殿からの拷問もなく心が壊れなかっただけ、他のルートと比べてまだずっとマシな気がしてきた。
保護地区でキルスとフィンはすぐ再会できたし、キルスは恋心は分からないものの、フィンが抱えてきた想いに気づけなかったことを鑑みて、フィンと真正面から向き合うことに決めたし、ふたりの関係は最初から両想い待ったなしな感じで良かった。
心配だったのは逆にHOUNDSになったキルスの仕事環境。
だってフィンがされたこと本当に可哀想だったし、フィンのようにまではされなくても、指折られるのはHOUNDSの通過儀礼なんでしょ…?怖い。
ザクセンさんからキルスが拷問されないか気がかりだったけど、心配は半分は当たり、半分は外れました。
キルスはザクセンから指折られなかったし、拷問もされませんでした。
パワハラはされてるから、良かった!って程かはアレだけど、キルスはいじめられても動じることなく言い返すし、周囲の人の助言もあってザクセンさんのあしらい方を身に着けていって頼もしかった。

そんなこんなでHOUNDSのお仕事を頑張りつつ、フィンとの逢引もしつつ…(いや逢引ではないかもしれないけど実質逢引)、とにかくキルスがフィンの家に通うことが増えて、もうこのふたりホント付き合ってるの付き合ったほうがいいよと非常に微笑ましかった。
告白されて、キスもされて、どんどんフィンを意識していくキルス。
それにしても、キスされて彼の家に通うようになるって、やっぱり交際されてるとしか思えない。
こうして考えてみると、フィンルートはなり糖度が高かったと思う。
フィンは心が楽になったみたいで、るんるんでキルスの初任給とフィンの修理屋開店のお祝いをしたり、大分平穏だった。

最終的にキルスは、上手くザクセンさんと関わっていくことよりも自身の正義を貫くこと、自分の誇りも困っている人も助ける道を選んだことで、フィンと共に保護地区に居場所がなくなりウルリクの案内で壁の向こう側の下界へ行くことになったけれど、これで良かったと思う。
何せ我らがエルトクリード・ヴァーレンティンな後ろ盾につくことになったのだから。
これからキルスとフィンはある程度生活を保証されながら、人生の荒波を乗り越えた者として責任を伴う自由の世界・下界で生きていける。

キルスは自由恋愛禁止の上界で恋愛を意識せず、どんなにフィンを大切に想っても、それはパートナーとしての想いに留めなければならないものだから無意識に抑制していたけど、少しずつ心の縛りが解けて愛を自覚できたんだと思う。
エルトもナイスアシストしてくれました。笑
フィンへの気持ちを自覚したはいいけど、言葉にはできないキルス。
いつもは相手に関係なく何でも勇敢に発言できるキルスだからこそ、そんないじらしい様子がますます可愛かった。
そして言葉にはできないからと、行動(自分からフィンにキス)する大胆なキルスにフィンと一緒に驚きつつ、他ルートも含め紆余曲折あったふたりがようやく結ばれてほんっとうに安堵しました!
同棲始めて結婚までしちゃって、良かったね、おめでとう!
結婚一ヶ月、半月、一周年の記念日をフィンがばっちり覚えていてキルスが毎回忘れちゃってるのも、フィンらしいしキルスらしい。
結婚記念日のためにお祝いしたがるフィンかわいい。
そして一年間も手を出さず我慢していたのが意外だったんだけど、今のフィンは猟犬じゃなく本来のフィンだもんね。
底なしに純情だったり、迫ったかと思えば照れたり、優しく献身的なフィンのままで、ベストエンドを迎えられて良かったです…!