※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※

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みなさまおはようございますルンルン
満です星

先日、急に冷や汗と顔面蒼白になり、病院に行ってきました(;・∀・)
心臓に問題あるのか、ただの貧血なのか確認するために血液検査から心臓関連の検査を受けて、すぐに結果確認できるのものは心配ないとのことでしたアセアセ
とりあえずよかった〜ガーベラ
あとは今日の夕方に、ホルター心電図という、装着して24時間心臓の脈を測る検査機器を付けに再び病院へ行ってきます(๑•̀ㅂ•́)و✧
そういえば医師から、「あなたの心臓はスマートですね」と言われましたヘビ
心臓がスマートって表現初めて聞いた笑




さて、ディアラバDF、二人目の攻略キャラはカナトくんです♫






















































逆巻カナト(CV/梶裕貴)
逆巻さん家の四男で、三つ子の真ん中。


↓前回(MORE,BLOOD)のカナトくんの感想
 




カナトくんのヒステリックなところはありつつも、ユイちゃんへのあふれんばかりの愛がすごかった。
シンさん、カールハインツさん、カルラさんの3人とも、全部ユイちゃんを守りたいという動機から殺すという、なかなか壮絶なシナリオだった。

ユイちゃんに甘えられたい、頼られたい、そして守りたいけど、自分は非力。
そんな苦悩がカナトくんを苦しめていました。
ユイちゃんがカナトくんのことを思いやって足の怪我を黙っていたら、自分が頼りがいがないから言わないでいたと考え怒り出してしまう
この、ユイちゃんがカナトくんを気遣ってそれが裏目に出てしまうというシチュエーションは繰り返しあって、互いを思いやっているのにすれ違う。
シンから子供のようだと指摘されたことがきっかけだったけれど、カナトくんの中でどこか引っかかっていたことだったのかもしれない。
感情が揺れながらも、ユイちゃんが怪我や体調不良の度に心配して、お姫様だっこも2回もしてくれたカナトくんはじゅうぶん頼りになるカッコいいカナトくんだと思った。

どうしようもなくぶつけようのない怒りと嫉妬と疑心
逆巻家はカナトくん以外は170cm以上あり、その中で考えると165cmのカナトくんは小柄です。
生まれ持った体格は如何ともし難く、月浪兄弟の狼からの逃避行や、日常の些細なことにもカナトくんは体格や力を気にしてしまう場面が多くなっていく。
たとえば、ユイちゃんが高いところにあるフライパンを取れず困っていると、カナトくんがそれを代わりに取ってあげようとするシーン。
少女漫画でもよくある男性の頼りになるシチュエーションのひとつだけど、カナトくんの身長では届かず、頑張って取ろうとしてバランスを崩したところを逆にユイちゃんに助けられて、面目を失って苛立ってしまう。
狼に囲まれたときは、アヤトとライトが助けに来て、カナトくんはまた無力感を覚えてしまう。
一方で、ユイちゃんはカナトくんがいないと不安になるし、カナトくんがいれば安心するしで、既にカナトくんのことを頼りにしている。
それに、カナトくんの寝顔や泣き顔のような、ちょっと幼いところもかわいいと思っていて、そういう一面も好きだと思っているし、ほんとにそのままのカナトくんで問題ないってプレイヤー側もユイちゃんも思っちゃう。
思っちゃうけど、それはこちらの気持ちで、カナトくんは違う。
それもこれもユイちゃんを守りたい気持ちが強い故で、カナトくんは心の中の理想の自分になりたいと願っている。
こんな気持ちがどうしようもなくなったときに精神安定剤だった相棒・テディはもういなくて、テディの名前をつぶやくカナトくんは可哀相だった。

自分のことをユイちゃんを守るのには力不足だという思いがついて回り、とうとう屋敷を飛び出してしまったカナトくんをユイちゃんが迎えに行って、機嫌を直してもらおうとケーキに紅茶を出すけど、それも彼を惨めにさせてカナトくんは暴れ出す。
カナトくんの気持ちも分かるけど、どこかで誰かが諭すなりストッパーをしなくちゃいけない。
その誰かは、もちろんユイちゃん。
カナトくんに聖母レベルで超絶優しいユイちゃんだけど、子供扱いするなって言うけど、こんな風にめちゃくちゃにすることが大人のすることだとは思えない」とド正論を…。笑
さらにユイちゃんは、心配するのも迎えに行くのもすべてはカナトくんのことが好きだからだと伝え、カナトくんの方も君を守りたいと思っているのにこのまはまじゃ嫌なんだと打ち明ける。
個人的にはユイちゃんとカナトくんがいちばん腹を割って話している気がして、この一連のシーンがとても好きです。

そうしてまた心を重ね合わせることができたと思ったら、次は月浪兄弟のシンさんが現れてふたりを拉致。
このときもカナトは殴られても殴られてもユイちゃんの手を離そうとせず、一度倒れてもまた立ち上がって彼女を庇って、限界まで守ってくれました。
そしてユイちゃんがカルラに吸血されて、無力さを突きつけられたカナトくんが暴走し始める。
激昂したカナトくんが、隙をついてシンさんの心臓を貫いて殺してしまう展開にはとにかく驚きました。

月浪兄弟の元から逃げ出したふたりは、アヤトライトと合流し逆巻家の城へ。
そこでようやくユイちゃんの憔悴が発覚。
カナトくんはユイちゃんのことを気づかっていたけど、ユイちゃんは彼を思って体調不良を見せまいとし、カナトくんは彼女を守ることに思いが行き過ぎていた。
またユイちゃんを守れなかったと思ったカナトくんは、今度は彼女に過保護に尽くして、自分の傍から離れないようにと言うけど、苦悩し続ける彼を見たユイちゃんはあえて離れる決意をする。
けれど、狼の襲撃騒ぎが起きて、危なかったユイちゃんのもとへカナトくんは駆け寄ってくれた。
お姫様だっこをして助け出してくれて、「見つけられてよかった。君が無事でよかった」と涙をポロポロと流すカナトくんに、こちらもなんだか涙腺が緩んだよ。
子供でも、大人でもなく、カナトくんが好きだというユイちゃんの、相手をまるごと包んじゃような愛にもホッとした。
結局、カナトくんもユイちゃんもお互いの喜ぶ顔が見たくて、幸せにしてあげたいだけなんだよね。

ユイちゃんを守るために父親カールハインツを打倒し、"力"を継承したカナトくんは上手く力を制御できず、魔界が崩れ始めたり、意図せず相手にダメージを与えてしまって再び追われる身に。
絶対的な力を手に入れたはずなのに、と自信を失くすカナトくんを支えて力をコントロールさせることができたのは、やっぱりユイちゃんだった。
物語はふたりは追われたままで終わるけれど、ふたりなら大丈夫と思える良いラストでした。