※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※

※※※「Bloody Nightmare」の話題も含まれていますのでご注意を。※





みなさまこんばんは星空
満です猫

アクセスありがとうございます(*˘︶˘*).。*♡
今回からは、ブラウルLHの感想記事をupしていきますよー!
どうぞよろしくお願いしますまじかるクラウン





























































メヨーヨ・フォン・ガバルディ(CV/櫻井孝宏)
双子の猫王子の兄。
品行方正な王子様として振る舞っているけど、激情家な一面も有り。


今回のブラウルはPSP版だし、PC版ほど過激な描写はないだろうと高を括っていたのですが、たしかに、そういう描写はPC版に比べれば控えめだったかもしれないけど、それでも結構な恐さがありました。
特にラスのお屋敷の、これはラスの感想で詳しく書くかもしれないし書かないかもしれないけど(どっち?)、メ、メヨーヨ…死体を蹴るのはあかんよ…。

そして、"さぁ、跪いて私の靴をお舐めなさい"なシーンがスチル付きであったんですけど、このときのメヨーヨが、サイハイヒールブーツ履いてるからかドS女王様に見えました。笑"
あとどうでもいいかもしれないけど、片足上げの体制をしばらく続けられるって体幹いいなあって思った
舐めさせられたネッソは気の毒です。
私は中途半端な潔癖症なんですけど、好きなひとの靴でも絶対耐えられないと思う。

ガーランド家に濡れ衣を着せようとし、父親を幽閉、兄に靴を舐めさせたメヨーヨに憤ったフィオナちゃんは彼を拒否。
うん、そうなるよね…。
今回も両想いになるの無理なのかな…。
と心配しながらも、シナリオを進めていきました。





グッドエンディングについて。

メヨーヨ、
よかったねえぇぇ(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

これぞ、グッドエンディング!!
これだよ、コレコレ!
いやBloody Nightmareのメヨーヨグッドエンディングも好きだけどさ、こういう心温まるグッドエンディングもやっぱいいよね。
メヨーヨもフィオナちゃんも恋の自覚ほとんどないみたいだけど、両想いだと思うし!
正直に言うと、もう少しメヨーヨとフィオナちゃんの恋模様を描いてほしかったけど、なんか、すごくホッとした。
安堵しました。
もうこれがメヨーヨのトゥルーエンディングでいいんじゃないかな

そもそもメヨーヨとオージェは、フィオナちゃんにとって昔から塔まで会いに来てくれる、家族ほど親密ではないものの数少ない友人でした。
でも、求婚してくる割にはメヨーヨから恋愛感情を向けられているように思えなくて、何を考えているのかよくわからないってフィオナちゃんも思ってたんですね。

今回の猫王子たちの暴走のひとつとして、フィオナちゃんが狼種のラスに攫われて外の世界を冒険しているうちに、メヨーヨがネッソ、ひいてはガーランド家全体に反逆罪の嫌疑を掛けてきました。
Bloody Nightmareとは少し違った方法で、また強引にフィオナちゃんを囲いこもうとしているメヨーヨですがもっと素直にアピールしていけば絶対両思いになれると思うんだけどなぁ。
馬に乗せられて急接近して、フィオナちゃんはメヨーヨのこと異性として意識したばかりだったのに。
見てるこっちはヤンデレみを感じていいけど。←

その後、フィオナちゃんはCCKに捕まえられて城の空中庭園に監禁されることになったけど、父以外の家族は戦場の第一線に駆り出されていて、いつ命を落としてもおかしくない、そんな絶望的な状況下。
フィオナちゃんはここで、これまでふわっと抱えてきた疑問が大きくなってくる。
家の力を失っている、好きでもない(ように見える)、健康体でもない、私をそこまで欲しがるのは何故?って。
「メヨーヨは本当は何を望んでいるの?何がしたいの?」
こんなこと直接メヨーヨに聞いた人はこれまでいなかったんでしょうね。
彼のことを表面的なことではなく、彼の本当の願いを聞こうとするフィオナちゃん、メヨーヨに対して受け身な接し方だったところからの変化を感じました。

ユリアンがフィオナちゃんとお父様に会えるように取り計らってくれて、メヨーヨが許可を出してくれました。
たしかBloody Nightmareでは面会謝絶だったと思うから、なんかすごく優しく感じる。
父親は、メヨーヨは常軌を逸しているほど、狼種を憎み滅ぼすことに勢力をかけていると教えてもらう。
フィオナちゃんは詳しい事情までは知らないけど、そんなに誰かを憎み続けるなんて哀れだと思い、
メヨーヨのやっていることに賛同できないし憤っているのに、メヨーヨのことを憎めないでいる自分に気がついたようです。
もしも、フィオナちゃんがメヨーヨのことを嫌っても仕方ないと思う。
けど、それでも憎めないって時点で、彼女はメヨーヨにかなり情が湧いていると思いました。

そして、ユリアン情報により、監禁されている家の家具も調度品も、茶葉もお菓子も全部、メヨーヨがひとつひとつ選んでくれたと判明。(!)
こんな可愛い家具とかメヨーヨが選んでくれたんだ!?
メヨオジェがフィオナちゃんの監禁部屋のインテリア選んでるところ見たい…!
そんなこんなで、歪んではいるけど、彼なりにフィオナちゃんのことを大事にしようとしているって彼女に伝わりました。

あと、ユリアンとフィオナちゃんで、"メヨーヨって先陣切って戦ってるイメージないよね〜"って噂話してるときに、真後ろに本人が立っているというベタ展開が面白かった。笑"
メヨーヨは狼種との全面衝突の前に会いに来てくれたみたい。
とにかく気をつけてと彼の身を案じてくれたフィオナちゃん。
これは、ワンチャンある!
両思いになれる可能性が高くなってきたぞ…!
と思いながらまたシナリオ進めていきました。

空中庭園から逃げ出した先で、瀕死の状態のメヨーヨとオージェを発見。
フィオナちゃんは混乱しつつもまずはメヨーヨから救助、処置が終わってからも、彼のそばに付き添うことにした。

目覚めたメヨーヨは、別人のように穏やかにおとなしくなっていた。
煙を過度に吸引(一酸化炭素中毒)した後遺症(恐らく、脳の認知障害や運動障害と思われる)はかなり酷いもので、メヨーヨは王子の身分も王位継承権も、弟のオージェも失いました。
でもね、彼は、一番欲しかったものを手に入れられるんです。

フィオナちゃんは、今のメヨーヨの穏やかな表情が好きだと思いました。
この人のそばになら一生いられるって。
すべてをなくしたって言うけれど、あなたには私がいるじゃないと力強く励ますフィオナちゃんの言葉に涙がちょちょぎれそうになった…。
こんなにそばにいたい理由は分からないってフィオナちゃんは言っていたし、まだまだお互いのこと知らないことが多いと思う。
でも、同情や献身から始まる恋や愛があってもいいんじゃないかなって思った。
フィオナちゃんは病弱でこれまでの人生、周りの人に尽くされてきたけど、実はフィオナちゃん自身が献身的なタイプなのかも。
Bloody Nightmareでも、猫種ルートでは特に国を助けること、狼種ルートでは特に狼種を助けることに注視していたし。

メヨーヨとフィオナちゃんは、私の中では、恋ゴコロ無自覚両想いカップルです。

あと、メヨーヨはフィオナちゃんにエルヴィラを重ねているかどうかについて。
個人的な解釈ですが、重ねているけれど、重ねていないときもあるだろうし、とりあえずGOOD ENDからはフィオナちゃん自身しか見ないんじゃないかなと思います。

まず、好きだった(本人は自覚してないけれど)婚約者に姿も声もそっくりなフィオナちゃんにエルヴィラを重ねちゃうのは無理ないと思う。
でも、当たり前のことだけれど、フィオナちゃんとエルヴィラは素直で真っ直ぐなところが似ているようで、実は全然違うひとだと思うんです。
エルヴィラはいい子だけど、彼女が見ていたのは、というか見られたのは、メヨーヨの表層です。
そしてもっと深く知りたいと願った相手、選んだ相手はアルル。
それに反してフィオナちゃんは、メヨーヨの狂気を間近で目撃して彼がただの優しい王子様ではないことを知って、メヨーヨのことをちゃんと知りたいと思った。
彼の難しい心を理解しようとした。
そして、最終的にはメヨーヨのそばにいることを自分から選んだ。
エルヴィラが悪いとかじゃないんだけど、メヨーヨの中で、フィオナちゃんはもうどう考えてもエルヴィラとはまったく別のひとになっていると思います。

バッドエンディングについて。
まさかこんなに可哀想なことになるなんて。
私のボキャブラリー不足で可哀想連呼しててちょっとアレなんですが、結構驚きました。
顔の片面に火傷を負い、戦いに負けてしまって荒れ狂うメヨーヨは予想はまだできたけど、あの有能なメヨーヨが廃嫡されて地下牢に幽閉されて、灰色の捨て猫(と作中で表現)のようになるなんて。
しかも記憶も錯乱して、戦死したオージェが生きているかのように振る舞い、面会しに来たフィオナちゃんのことはエルヴィラと混合。
メヨーヨやっぱりエルヴィラのことマジで好きだったんだね。
そんなメヨーヨを殺すフィオナちゃんに驚いたんだけど、動機はガーランド家を潰そうとしたこと?
それともメヨーヨがフィオナちゃんをエルヴィラ代わりにしてたって思ったから?
でもどちらにしても、メヨーヨが自分のことをエルヴィラ扱いした途端に号泣して殺害を行動化してしまったのを見ると、むしろ、フィオナちゃんはメヨーヨのこと好きだったんだなっていうふうにも思えました。