こんにちは。
ブランシュ歯科です。
韓国人の一日は、氷がたっぷり入ったアイスアメリカーノ一杯から始まることが少なくありません。季節が変わっても、その冷たい選択は揺らぎません。一方、日本では緑茶、紅茶、ウーロン茶といったお茶文化が長い歴史の中で日常生活に深く根付いています。家庭では温かい緑茶、食後にはウーロン茶、カフェでは紅茶。種類は違っても、どちらの国も「色のある飲み物」を日常的に楽しんでいるという共通点があります。
しかし、この香り豊かな習慣には、目立たない影があります。
それが「歯の着色」です。
歯が黄ばむ原因
歯の変色は大きく分けて外因性変色と内因性変色の2つに分類されます。
1. 外因性変色(表面の着色)
歯の表面(エナメル質)に色素が付着するタイプです。
■ 主な原因
・コーヒー、紅茶、緑茶
・ワイン(特に赤ワイン)
・カレーや色の濃い料理
・喫煙(ニコチン・タール)
・不十分な口腔衛生管理

例えば、1日2〜3杯のコーヒーを飲む20~30代の会社員の場合、2〜3年ほどで前歯の表面が徐々に暗くなるケースをよく見かけます。コーヒーに含まれるポリフェノールが歯の微細な隙間に入り込むためです。
喫煙者の場合はさらに進行が早くなります。ニコチンは初めは黄色ですが、酸化により褐色へと変化し、歯に強固に付着します。
2. 内因性変色(歯の内部変色)
歯の内部構造が原因で起こる変色です。
歯は外側のエナメル質と内側の象牙質から成り立っています。象牙質はもともと黄色みを帯びており、加齢とともにエナメル質が薄くなることで、象牙質の色がより透けて見えるようになります。
■ 主な原因
・加齢
・外傷(神経の損傷)
・抗生物質の服用(テトラサイクリン系)
・過剰なフッ素摂取

例えば、幼少期にテトラサイクリン系抗生物質を長期間服用した場合、歯の内部に灰色や褐色の帯状変色が生じることがあります。この場合、単なるスケーリングでは改善しません。
着色が進行する過程
歯の着色は一晩で起こるものではありません。静かに、しかし確実に進行します。
第1段階:歯垢の形成
歯磨き後、時間が経つと歯の表面に薄いタンパク質の膜が形成されます。これを獲得被膜(ペリクル)といいます。
第2段階:色素の吸着
コーヒー、ワイン、タバコに含まれる色素分子がこの膜に付着します。

第3段階:微細な浸透
時間の経過とともに、色素はエナメル質の微細な孔を通して徐々に内部へ浸透します。
第4段階:酸化と固定化
酸化反応によって色がさらに濃くなり、通常の歯磨きでは除去できない状態になります。
初期は「ほこり」のように表面に乗っているだけですが、時間が経つと「染料」のように染み込んでいくイメージです。
着色を改善する方法
着色の原因や深さに応じて治療法は異なります。
1. スケーリング・専門的クリーニング
歯石や表面着色の除去に有効です。
特に喫煙者やコーヒー摂取が多い方は、6か月ごとの定期管理が重要です。
ただし、歯自体の色を明るくする治療ではありません。
2. 歯のホワイトニング
代表的な方法には以下があります。
・オフィスホワイトニング(歯科医院で行う方法)
・ホームホワイトニング(カスタムトレー使用)
オフィスホワイトニングでは高濃度の過酸化水素を用い、象牙質内部の色素分子を分解します。
仕組みは次の通りです。
過酸化水素が活性酸素を放出 → 色素分子の結合を破壊 → 色が薄くなる
例えば、結婚式を控えた患者様では、2〜3回の施術で2〜3トーン明るくなるケースもあります。
3. 内部ホワイトニング(失活歯の治療)
神経を失った歯が変色した場合、通常のホワイトニングでは効果が限定的です。
この場合、歯の内部に薬剤を入れるウォーキングブリーチ法を用います。
4. ラミネートベニア・補綴治療
内因性変色が重度でホワイトニング効果が乏しい場合、
・ラミネートベニア
・オールセラミッククラウン
といった補綴的治療を検討します。
ただし、歯を削る必要があるため慎重な判断が必要です。
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