最後に、システィーナ礼拝堂へ向かいました。
前回訪れたときは、修復される前で、
最後の審判や天井の絵も、
歴史を経て、蠟燭の煤で黒ずんでいて
部屋全体が薄暗かった記憶でしたが、
今回は、鮮明に修復されて、日の光も沢山あって、
よく見ることが出来ました。
松ぼっくりのお庭で説明を受けた際のパネルです。
ガイドさんから事前にレクチャーされた内容は、
この絵の若きキリストの手の動きがキーとなっていて、
左手が下に、右手が上に上がっていますよね、
左側が地獄へと落ちてゆく人々
右側が、天国へと昇ってゆく人々
この人々を動かすのが、キリストです。
左手で人々を地獄へ、右手で天国へ動かしているとゆう
動きの絵だそう、説明お聞きしないと、
お聞きした上で見る絵は、また感慨がありました。
法王様がお亡くなりになったさいの選挙
コンクラーベが行われたり、重要な儀式も行われる
神聖な部屋なので、修復以降厳格に
私語や撮影、またガイドの声も禁止されています。
追記
システィナ礼拝堂の壁のクリーニング
すさまじいお金が必要ですよね~。
この資金は日本から贈られましたって
テレビで番組がありました。
知らなかったですよね~。
バブル期のお金が役立ったそうです。
撮影が出来ないシスティーナ礼拝堂ですが、
日本のチームだけが、修復作業や修復後の撮影を
許されたそうです、たしがNHKさんが
しっかりした番組を衛星テレビでやっました。
アーカイブで、見ることができるかもですね。