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今日は朝から夏日のブランシュ地方・・・
ウッドデッキでは鉢薔薇の二番花が少しずつ開花してきました！
スリップスの被害が残念な“オリビア・ローズ・オースチン”
こちらの“アンブリッジ・ローズ”は被害が少なかったよう！
“パトラッシュ”
“メルヘン・クーゲル”
“花菜ローズ”にもスリップスの被害が出ています。
写真を撮っている私に気づき、お嬢様が顔を見せてくれました！
スリップスが悪さをしないよう見張っていてくれませんか？
ブ「？？？」
・・・って無理なお願いだよね！
“ハナミズキ”の足元に植えたアガパンサス“ツィスター”も咲き始めました！
午後から空模様が怪しくなってきました。
豪雨の予報が出ているようです。
皆さん気を付けてお過ごしくださいね！
さて、上高地旅行記を続けてまいりましょう！
今回の旅行記にサブタイトルを付けるとすれば
「夫の苦悩の原因がついに明らかに！」でしょうか？
明神館で休憩を取った私たちは梓川左岸道を通って河童橋に向かいました。
湿地帯を隣に見ながら白樺やカラマツの林を歩いていきます。
この辺りでは周りに咲く珍しいお花の写真を撮りながらゆっくりと進んでいましたが・・・
そのうち白い石がゴロゴロ転がるエリアに！
「ちょっとのんびり歩きすぎたネ！ ここはスピードアップして行きますよ！」
植物も少ないこの場所でこれまでの遅れを取り戻さなきゃ！
足の疲れは多少あったけれど、頑張って速足で歩く私！
ふと後ろを振り返ると・・・
夫の姿はまだはるか向こう！
「どうした？ 疲れた？」と、口では優し気な言葉をかけながら、
心の中では「こんなことで疲れるなんて、なんてポンコツいや、ひ弱な！」って思ってました。
何も言わずゆっくりと付いてくる夫を振り返りながら歩き、
梓川が見える場所に出ました！
この辺りから先にはまたいろんな見どころがあって、
私は再び写真を撮りながらゆっくり歩きます。
ボケボケの写真しか撮れていませんが、
なんかの鳥にも出会いました！
鳩のしっぽを長くしたくらいの大きさの鳥です！
キセキレイかな？？
上高地ビジターセンターまで来たところで、
「ちょっと寄っていいかな？」と夫・・・
ビジターセンターの周りでも植物観察に余念のない私！
この辺に“小梨”が生えているとのことだけれど、これは違うのかな？
・・・なんて思いながら待っていると、
ビジターセンターから夫ががっかりした表情で出てきました。
トイレに行きたかったけど無かった？
「なんだったの？ なんの用事？」と問うも「うん、別にいいよ！」と何も教えてくれない夫！
なんなの～？ 変な人～！
(・・・なんて思っていた私はとんでもない薄情者！？）
河童橋に着きました！
「この辺に靴を売ってるお店がないかな？」と夫・・・
え？ 靴？ 履いてるじゃない？ どうして？
ここで夫の靴の惨状を始めて目にした私！
トレッキングシューズの底が割れ、
左足の前半分は中敷きと薄い底だけの状態になっていたのです！
前記事にUPしたこの写真がその証拠！
左足と右足の違いがわかりますか？
割としっかりしたつくりだったようで、
底が無くても足がむき出しにならなかったのは不幸中の幸い？
でも、底の薄い室内履きのような状態です！
私がスピードアップをしたのは白い石がゴロゴロ転がっているエリア！
まるで足つぼマッサージのような状態だったでしょう！
「景色はきれいだし、お花が咲いてるし、おさるさんにも会えて・・・
楽しいね～！ 上高地最高！
」
一人でルンルンする私の横でこんな苦痛と闘っていたなんて！
それならそうと言ってくれればよかったのに・・・
「言ったところでどうしようもないだろう」ですって！
どのあたりからそうなっていたのか検証するため
夫が写っている写真をさかのぼって見てみると・・・
え？ 岳沢湿原のあたりですでに・・・
大雪が降った時など以外めったに使うこともなく大切にしまい込んでいたトレッキングシューズ・・・
経年劣化をしてしまったのですね。
出発の前日に裏側のチェックをしたつもりでしたが甘かったようです。
五千尺ホテルの売店にトレッキングシューズが売られていましたが、
夫のサイズは見つからず！
とりあえず河童橋と穂高連峰の写真を撮って対岸へ・・・
（この日は穂高連峰の上にかかる雲がちょっと残念！
明日は晴れるといいな～！）
ここでも河童橋の上から動画を撮る薄情な私・・・
対岸の白樺荘の売店で日常使いもできそうなスニーカーを買うことができました！
たくさん歩いてちょっと疲れましたが、
すっかり足取り軽くなった夫とホテルに向かって歩きます。
これはどのあたりかな？
途中上高地バスターミナルに立ち寄って
次の日の帰りのマイクロバスに乗る予定の場所を確認。
梓川左岸道をさらにくだっていき・・・
対岸にこの日のホテルが見えてきました！
ホテルに着いたときにはクタクタで、
フロントの椅子に座った時には軽い頭痛もありましたが、
素敵な宿での夕食と温泉を楽しみました。
その様子は次回に改めます。