昨日は小春日和のブランシュ地方・・・
日中はまだリラコで庭仕事をしています!
“小春日和”って晩秋から初冬の暖かさを表す言葉なのですよね!
旧暦の10月から使うことができるそうで、
今年は旧暦の10月1日に当たる昨日(11月8日)から・・・
さて、ポルトガル旅行記を続けてまいりましょう。
観光2日目・・・
スーツケースをバスに乗せて次の目的地に移動します。
決められた時間に廊下に出すのは夫のスーツケース1個だけ・・・
8時過ぎにホテルを出発しました。
サマータイム終盤のポルトガル・・・
外はやっと明るくなってきます。
(この日は10月16日。
今年のポルトガルのサマータイムは10月28日まででした。)
部屋から見えるホテルの屋上(?)
お花の苗を育てているのかな?
アヴェイロが近づいたころ見えてきたこちらのスタジアム・・・
カラフルで斬新なデザインが目を引きます。
“エスタディオ・ムニシパル・デ・アヴェイロ”
2015年まで“SCベイラ・マル”のホームスタジアムとして使われていた
サッカー専用のスタジアムです。
サッカーはポルトガルでも最も人気のあるスポーツ!
結構強いのですよね。
サッカーにはあまり詳しくない私ですが、
ポルトガルの国民的英雄クリスティアーノ・ロナウドは、私でも知っています!
この日の最初の目的地は、“アヴェイロ”。
ロナウド選手のフルネーム・・・クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ には、
最後に“アヴェイロ”が付いていますね!
もしかしたら彼のご家族は、この街に縁があるのかしら?
“旧アヴェイロ駅舎”
アヴェイロの風景を描いたアズレージョで飾られた建物です。
この前衛的なオブジェは???
かなり傷んでいますが、現在は駅舎としては使われていません。
修復、保存をして美術館等として利用することが検討されているようです。
ここだけ時が止まってしまったような建物ですが、
時計だけはちゃんと時を刻んでいます!
ひっそり静まり返ったホームも、
かつてはたくさんの乗降客でにぎわったのでしょうね。
こちらのアズレージョには肥料用の海藻の運搬に使われた船
“モリセイロ”が描かれています。
海藻を乗せた“盛りせいろ”・・・!?
美味しそうなお蕎麦を想像してしまったあなた・・・
違いますよ~!
海藻は食用ではありませんし・・・
すぐ隣にある新駅舎は、シンプルで機能的。
このギャップがすごい!
入り組んだ潟が大きく食い込んだ地形から自然の良港として栄えてきた町。
潟で採れる海藻は埋め立て地を肥やし、
家畜の飼料としても使われたため、漁業に加えて酪農も盛ん。
(海藻は肥料と飼料です!)
運河の方へ歩いて行きました。
ここにもアズレージョで飾られた素敵な建物が並びます。
鉄の門扉はアールヌーボー様式かしら?
運河に浮かぶ“モリセイロ”・・・
とがった舳先が特徴的!
むかしは帆船だったそうです。
現在では主に観光用に使われています。
運河沿いには、アヴェイロの銘菓“オヴォシュ・モーレッシュ・デ・アヴェイロ”を売るお店が並びます。
その一つに入ってみました・・・
ショウケースの一番上の段にたくさん並んでいます!
15世紀に旧イエス修道院の修道女らにより作られ始めたもの。
小さな魚や貝殻の形をした白い皮の中に
黄金色の卵黄クリーム“ドース・デ・オヴォシュ”をたっぷり詰めた・・・
日本の最中のようなお菓子です。
小さなものを買って食べてみました。
かなり甘めで濃厚!
一つだけで十分でした!
あまり日持ちしないので、帰りにリスボンの空港で買って帰りました。
こってり濃厚には違いありませんが、
甘さが抑え目で意外といける!
素朴な味わいが癖になります。
小さな袋に5つずつ小分けして、ご近所さんに差し上げました。
(“ドース・デ・オヴォシュ”の味は、日本の“鶏卵そうめん”を想像していただけるとわかると思います。
“鶏卵そうめん”もポルトガルから伝わったお菓子なのです!)
アヴェイロのお店にはこんなお菓子もありました。
“ドース・デ・オヴォシュ”をクレープのような生地で巻いたもの。
下の段のケーキも甘そう~!
短い自由行動時間の後、次の目的地“コインブラ”に移動しました。
その様子は、次回に改めます。
オマケ・・・
ブランシュの爪とぎを新調しました!
マタタビ粉は付いていなかったけれど、
すぐにやってきて・・・
バリバリバリ~!
気に入ってもらえたようです!
爪とぎは、こうでなくっちゃ!
シャープな研ぎごこちがいいでしゅね~!
前のは、もうこんなにボロボロでしたからね・・・
そっちはもういりましぇん!
昨日はちょうど古紙の回収日。
ニャンコの毛は古紙再生には邪魔?
いや、もしかしたら細い繊維はむしろ役に立つ?
・・・ちょっと悩みましたが、
たくさんついた毛は、一応きれいに取り除いて出しました。