県外まで散髪に | こだわり迷日雑記帖

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迷える日々にこだわりを。知真坊の日記&雑記帳ブログ

今月上旬の話だが、ふと思い立って金沢まで散髪に行ってきた。


石川のテレビで紹介されていたのを見て行ってみたいと興味をもっていた店なのだが、気付けは既に放送から2年程経過していて・・・



いつも2ヶ月おきに行っている約2000円の散髪屋。


メンバーズカード的なやつに毎回手書きで来店日を記入されるのだが、その記入欄がちょうどいっぱいになって、次回新しいカードに替わるタイミングであった。


なので、他所へ行っても違和感は少ないかなぁというのもあって、丁度良いタイミングだと思ったのと、たまには違うとこ行ってみたいなぁと思ったので。


人生で初めて、ホットペッパービューティーで予約して(笑)1週間後に。

トレーラーハウスの個室ヘアサロン

といっても、理容室。美容室風の理容室。


ヘッドスパってものをいっぺんどんなもんか体験してみたくて。


店の前に車止めて、外観撮影して、入店。


「こんにちはー」


男性店主(たぶん年下)が迎えてくれ、名前を確認されて、すぐ隣の部屋へ案内される。


『部屋の温度大丈夫ですか?』

「はい」

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鏡の前の椅子に座って、どんな風にしますか?みたいな会話で、『予約フォームの要望欄を拝見しましたが、ソフトモヒカンということで、いつもと同じような感じでいいですか?』と聞かれたので「はい」


『バリカンはいつも何ミリですか?』

「8ミリです」


のような感じで、プレシャンプーからのカット開始。


いつものようにと言っていたが、いつもよりあんまり切ってないなぁと思いながら目をつぶっていた。

メガネを外しているのでどうせ見えないし。


にしても、入店時からそうだが、これといった会話、雑談が無い。

予約フォームの要望欄で【接客へのご要望】という項目があり、「特にこだわらない」を選択したにも関わらず、まるで「なるべく静かに過ごしたい」を選択したかのような、最低限の事しか聞いてこないし言わない感じだった。


わざわざ県外から来たということもあり、珍しがられて質問攻めにあうかと、こちらとしても、「テレビを見たんですよ、それで興味もって来ました」とか「家から2時間かかった、80kmくらいあった」みたいなちょっとしたネタを一応用意していたのだが。


何一つそのような世間話的なことは聞いて来ず、こちらも最低限の返事しかしないもんで、ネタを披露することもなく終始無言の時間が続いた(笑)


なんか緊張感漂う個室サロン(笑)


カット終了後、メガネをかけて確認。

『どうですか?』と。



いつもと違う感じの、スポーツ刈りの延長みたいな髪型になっており、いつもよりは長めで、初めての髪型みたいなもんだから、自分でもちょっと驚いた感じで言葉に窮していると。


『顔の形からすると、これがベストな髪型です、面長に見えないし良いですよ』みたいに言うから


「・・・わかりました、これでいきましょう」


という感じで、カット終了。

たまにはこんな髪型も良いかなぁと。


アフターシャンプーからのボディケア、ヘッドスパと続く。


「もっと会話してくれてええんやで」

と、心の中で思ってて、喉あたりまで出かかったんだが、もうなんかお互いタイミングを失ったみたいになってて、無言を貫いた(笑)


座った椅子は、回転したり、背もたれが倒れたり、脚が持上げられてフルフラットのようになる

イメージ

『倒しますね』『起こしますね』『かゆいとこないですか』『力加減大丈夫ですか』『回りますよ』


などの声かけに、「はい」、「大丈夫です」と答えるだけの時間が流れる。


ボディケアは仰向けのまま、首や背中の簡単なマッサージをするもので、仰向けのままってのがすごく印象的だった。


ヘッドスパは30分コースで、髪を濡らしてからいい匂いのアロマをつけて、指で頭皮をマッサージするというもの。


10本指の指圧で頭をギュッと、脳ミソ飛び出るかと思うような感じだったが、痛いわけではない。


初めてのヘッドスパで、どんなもんかわからないし、こんなもんなんかなぁとも思い・・・『力加減大丈夫ですか?』との問いに、「はい」としか言えなかった。


乾かして、仕上げて終了。

計、約2時間の施術。


ずっと椅子に座った状態から仰向けになったり、起こしたりの繰り返しで、背もたれに背中がずっとついた状態だったこともあってか、ちょうど良いと思っていた室温下でも、背中全体に汗をかいていた。

なんかちょっと恥ずかしかった。


部屋から出て、会計へと向かうわけだが、もう本当に会話が無い(笑)


『○○○○円になります』

「カードで」

『暗証番号を・・・』

「はい」


退出時も、見送りのつもりなんだろうけど、靴を履くところを無言で見つめられる形になってしまい(笑)


「ありがとうございました」

『ゆっくり休んでください』

「ありがとうございました」


みたいな感じでございました。


店主さんはなんも悪くないよ。


自分がなんか気難しい印象か、話かけにくいオーラ出てたんだろうよ。


ごめんなさいね、話すのは嫌いじゃないんだけど、話しかけられないと話さないタイプなので。


最後の言葉にあるように、疲れ果てた感じ出てたのかな?気ぃつかって静かな施術を貫いてくれたのかな?


ありがとうございます。


やっぱ、コミュニケーション、会話は、こっちから仕掛けなあかんのかな。


でもそこまでなんでこっちが気ぃ使わなあかんのや?


なんか勉強なったわにやり


まぁ、後々髪型は気に入ったし、1ヶ月後や2ヶ月後にどんななってるか楽しみやわ。


またこういう髪型にしたい時は行こうかな?

といっても距離が距離なので、行けても年1回やな。


ヘアサロンでのヘッドスパを体験できて良かった。

気持ち良かったかどうか、癒されたかどうかはなんともいえないが、いろんな意味で良い経験ができた。


まぁ、一回やれば充分なので、次はカットだけでいいかな。


ヘアサロンもいいけど、首、肩、背中がすごく凝っていてだるいので、本当はリラクゼーションサロンとかに行ってマッサージしてもらいたいのだが。


あかんたれでよう行かんのと、そもそも貧乏人(弱者男性)が無理して行くところでないわな、という思いもある。




なにはともあれ、

めでたし、めでたし。


なにが?