帰ってきたABUDEKA | こだわり迷日雑記帖

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去年11月の【おしょりん】以来、久しぶりの映画鑑賞!


楽しみに待っていた あぶない刑事 新作

前回の映画でシリーズに幕を下ろしたと思っていたが、8年の月日を経て 帰ってきた。


令和にまさか復活するとは思ってなかったし、70代になった主役の二人(舘ひろし・柴田恭兵)を考えると、前回ので終っとけばよかったのに. . .なんて思いもあったけど・・・


やっぱりレジェンドだからね。

いつまでもカッコいいし、劇場最新作としてよみがえったことはすごく嬉しい。



1986年(昭和61年)のテレビドラマシリーズから始まって、今年で38年の歴史がある あぶデカ。

私は、1996年(平成8年)の映画【あぶない刑事 リターンズ】そして1998年(平成10年)の【あぶない刑事 フォーエバー】当時 小学生の頃から“ あぶデカ ”の魅力にハマって、中学の頃にはレンタルビデオ等でテレビシリーズ全作、映画シリーズ全作を見る程好きだった。


高校時代にもテレビで再放送があったのか忘れたが、なぜかあぶデカ熱が再燃して、1988年(昭和63年)の映画【またまた あぶない刑事】をクラスメイトと共にリスペクトして楽しんだ思い出がある。



あぶデカと共に歩んできた歴史(笑)

あぶデカと同じ1986年生まれ。

あぶデカが始まった時の柴田恭兵、舘ひろしの年齢と同じくらいになったと思うと。。。



↓↓前作「さらば あぶない刑事」を見に行った時の記事【2016年1月30日】↓↓



またまた前置きが長くなったが・・・
5月24日の公開から1週目とはいえ、平日ということもあってか、わずか15人程の入場者。

好きな劇場で混雑なくゆっくり観ることができてよかった。

やっぱりお客さんの年齢層は、40代以上の中高年からアクティブシニアという感じ。

土屋太鳳や西野七瀬が出演してるけど、若い世代の観客はほぼいない。

※※ここから少しネタバレあり※※注意

内容等あまり期待してなかったけど、見終わってみると、とても良かった。

昔のあぶない刑事とは全く別物と思っていい。
本人たちが出ているオマージュ作品といえる、新たな味わい、テイストが出ていた。

なんというか、ホームドラマみたいなほのぼの感とでも表現しようか、お爺ちゃんと孫娘  父と娘の関係性や相棒への愛情などヒューマンドラマな要素があって新鮮で良かった。

事件性も良い意味であっさりしていて重苦しくなく見やすかった。

とはいえ、お馴染みの派手な銃撃戦に、爆発、カーアクションはもちろんあって迫力は満点。

時折、回想シーンのような感じで過去の作品の映像が使われるところがわりとあって、自分の好きな作品の好きなシーン(青いジャケット姿のユージ柴田恭兵の疾走)等が出てきて懐かしいというか、歴史を感じて感無量。

終盤、【またまたあぶない刑事】で使われた曲『On The Run』が流れて、タカ(舘ひろし)がバイクに乗って登場した時はなぜだか思わず涙が溢れた。

お涙頂戴的な感動系の映画じゃないし、そんなシーンでもないのに涙するとはそれだけ心動かされたというか、やっぱり あぶデカに特別な思いがあるんだなと我ながらあらためて。好きなんだよ。

エンドロールでは舘ひろしが唄う『翼を拡げて~open your heart~』を一緒に口ずさんで大満足の映画鑑賞だった。


いや~映画って本当にいいもんですね(笑) by 水野晴郎

あぶデカの歴史は、まだ続くのか?