軽微であっても事故は事故 | こだわり迷日雑記帖

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2月上旬に遭遇した追突事故についての詳細まとめ

◆大変 長文な記事ですので、適当にざっと もしくは興味の無い方はスルーしてくだされば結構です




2月上旬、火曜日の夕方、仕事からの帰り道。
天気は曇り時々雨。

自宅近くの信号交差点、先頭で止まって青になるのをまってたら、突然グシャ!っというなんともいえない衝撃。

『 はっ?!  えっ??』

ドンっ!とかではなかったので、なにが起きたのか理解するまでにちょっと時間がかかった感じもあったが、直後に追突だとわかった。

ドア開けて後ろを見ると、後ろの車の運転手が片手を上げてゴメンみたいなジェスチャーをしているのが見えた。

脇にあった店舗の駐車場に車を移動させ止めると、相手の車も隣入ってきて止めた。

車からのそっと降りてきたのは、80過ぎの爺さんだった。


私『何が···、どうした?』
爺「ブレーキペダルから足が外れてもたんや(笑)」
私『・・・。』

特に悪びれる様子も感じられない。
ごめんと詫びる様子もないし、大丈夫ですか~とか、ケガはないですか~とかも言わなかった。

当然、相手は救急車も警察も呼ぶわけでもなく。

別に身体はどこも痛くもかゆくもないけどさ。

私の車の後ろに一旦止まったが、足がペダルから外れて、クリープ現象のスピードでぶつかってきたということのようだ。

2人で車の後ろに回って見たら、パッと見どこが損傷しているのかわからないくらいだった。

相手の車も特に損傷は見られなかった。

私『どうしょうかなぁ・・・』

正直なにもできなかったし、なにも頭に思い浮かばなかった。

とりあえず相手の名前や連絡先を教えてもらわなあかんな!と、それだけはなんとか思い付き、爺さんに連絡先を聞くと、昭和の香りがする古びた名刺を渡された。

名刺の名前を見て、なんか聞いたことあるなぁと思って、もしかしてと質問をしてみたら、父のちょっとした知り合いの爺だった。

私も名乗って、息子だと告げると驚いた様子だった。

父からなんとなく話は聞いていたが、こんな形で初対面で巡り会うことになるとは。

爺「電話番号書いてあるで。家はすぐそこや」
私『うーん・・・どうしょうかな・・・』

爺「請求書送ってくれればいいで」
私『直すか・・・』

爺「迷惑かけるのぉ」
私『一応、車屋で診てもらうで』

みたいな会話だけして、その場をあとにしてしまった。


この時既に初動対応として私はミスを侵していて、警察を呼ばなかったことが問題。

現場では動転してたのか、真っ白になってたのか警察のけの字も思い浮かばなかった。

どこに修理に出すか?そんなことばかり考えていた。



翌日、職場の昼休みに決心して、付き合いのない初めての車屋(町のモータース)に電話をかけて、車を診てもらえないか?とアポを取り、その日の内に夕方仕事終わりに直行した。

電話受付では、後ろバンパーを外して、中がどうなってるか診てもらうという話になっていたのだが・・・

板金塗装の担当者が出てきて話をするも・・・バンパー外しもせず、外すには車預かりになるとかなんとか。

そもそも相手の保険会社と話はついてるのか?と言われ、そうじゃなければ修理はできないと言う。

きちんと修理代が支払われる目処がつかない状態ではやらない、やりたくないってな態度で、終始客である私を小馬鹿にするような感じで非常に不愉快であった。

相手に保険を使ってもらうよう、相手ともっとよく話し合えとのことで・・・

そうですね!わかりました~!ありがとうございま~す(^^)とモヤモヤした気分のまま店をあとにした。

こんな店、二度と来るか!と思った。

確かに私も認識不足や知識不足、至らない点はあったとは思うが、とても感じの悪い対応をされて気分が悪くなった。なにが板金部長や若僧が生意気な。



いろいろ考え、モヤモヤ悩みこんで、一睡もできぬまま翌日(事故から2日後・木曜日)を迎えた。

この日はたまたま仕事休みだったので、決心して朝一で相手の爺さんに電話をかけ、話があるで家まで行っていいか?とアポを取り、すぐに爺さん宅まで押しかけた。

中に通され、爺さんと話すも頑なに保険を使いたがらない。しまいには爺さんの嫁=婆さんがしゃしゃり出てきてナメたような口をきいてくる。

一時、無保険車かと不安に思うくらいだったが、車も保険も婆さんの名義であることがわかった。

保険を使いたくない理由は、翌年の保険料が上がるのがイヤだから  だって(笑)

私『車の修理って想像以上に高くなるんですよ、もし10万とか20万超えてきた場合でもすぐにちゃんと払えるんですか?それやったら保険使った方がいいんじゃないですか?』

婆「見積もりとったんか?(見積もりとってからもの言えや)金額見んとなんともいわれんわ」

婆さん、なに逆ギレしてんの?あんたの立場わかってんの?悪いのはあんたらやで、謝罪の言葉一つもないやんけ! とは口に出して言わないけどね。

婆さんが一時語気を強めるような感じで私と言い合いになりかけたのを横で黙って見てた爺さんが根負けしたのか、保険会社の営業担当者に連絡してやれと婆さんに言い出した。

婆さんはしぶしぶ携帯を持ってきて、爺さんが保険会社の営業担当者に電話した。

15分くらい待つと保険会社の営業担当がやってきて事故の状況の説明をする。

担当者は、私に全く落ち度が無いことがわかると、「この度は申し訳ありませんでした、車の修理代は全額お支払いします」との言葉を貰えた。

話が早い。さっさと保険会社呼びゃいいのに。
手間かけさせやがって。なんだかんだ1時間半くらいかかったわ。



爺さん家をあとにして・・・

警察への事故の通報/届け出は義務なので、事後報告になってしまったが、ちょっとでも早く届け出ないとと、その足で私は近所の交番へ出向いた。

しかし、交番では受け付けできないらしく、警察署へ行くように言われたので、すぐに警察署に出頭した。

交通課の警察官に事情を説明し、車の写真を撮られたり、いろいろ聴取された。

100%相手が悪い事故で、私の違反点数も無いし、何も悪くないとの言葉をもらえ安心した。

でも、どんなに小さい事故でも現場で警察呼ぶようにと忠告された。

ものの20~30分で警察署から帰れた。
これでようやく肩の荷が降りて、気持ちもすっきりした。



車の修理は結局、購入したディーラーに出すことにし、その日の内に営業担当に連絡、そこからさらに2日後(事故から4日後・土曜日)にディーラーで診てもらった。
車は後ろバンパー部が押し込まれたが、樹脂の弾力で元に戻ったような感じで、ホントにパッと見どこが損傷しているのかわからないくらいであった。

傷も少々であったが・・・

すぐにバンパーを外して見てもらったところ(話が早い)、バンパー取り付けボルトの車体側受け部分が少し凹んでいた。

すぐに入庫になるかと思って準備して行ったんだが、その日は診ただけで帰宅となる。

結局、いろいろ手配やらなんやらで、それから更に6日後(事故から10日後)にようやく修理入庫となった。



見積もりの結果、概算で16万だってよポーン
それにレンタカー代がプラスされるんだと。

やっぱ結構な金額、おそろしいような金額や。
自損事故なら直さんわ。


ところで代車(レンタカー)生活が続いているのだが・・・

代車イメージ

えらい時間がかかってるようで現時点(3月14日現在)でまだ愛車は帰ってきていない。

代車(レンタカー)での走行距離は700kmを超えた。

こんなにかかるとは想定してなかった。
1週間くらい、長くても2週間くらいかと思っていたし、2月中で片付くと思ってたんだけど。

ようやく【今週末頃に仕上がる見込み】との連絡があり、安堵しているが、まさか修理に1ヶ月もかかるとはね。

早く愛車を運転したい。



軽微であっても大修理。
みなさま交通事故には十分気をつけましょう。
安全運転。