大阪に別れを告げ、京阪神と山陰・鳥取を結んでいる特急『スーパーはくと』に乗ってみることに。
当初から計画に入れていたが、特急券の事前購入はしていなかった。
大阪駅周辺を見て回っても発車時刻に間に合ったので、大阪駅の券売機で指定席特急券を買う。
乗車区間は、大阪~姫路間。もっとも、同区間は新快速が15分間隔で運行されていて、所要時間も1時間程と大差はない。
新快速との違いは、停車駅が少ないのと着席保証、そして当たり前だけど車両が違う。
線形の良い所では130km/hという電車並みの高速性能を発揮し、上郡から先の智頭線では車体を傾ける振り子装置を生かして山岳路もスイスイ走って行けるハイスペックな気動車である。
大阪から姫路まで山陽本線の短い時間の乗車であったが、前後の新快速の合い間を走るので、それに負けず劣らずのスピードを出していた。
気動車ということで力強い豪快なエンジン音(特に加速時)を響かせており、より一層勢い良く走っている印象を受けてワクワクしとても楽しかった。
ちゃんとした気動車特急に乗車したのは初めてみたいなものだったから、こんなに面白いものだと知らなかった。JR東海・高山本線の気動車特急ひだ号・85系車両への期待も高まった。
はくと号は昔から存在は知っていたものの、青とピンクのカラーリング、そしてステンレスの無機質な車両外観が放つイメージで正直あまり好みではなく、乗ってみたいとも思わなかっただけに、今回巡りめぐって乗ることになるとは。
好みって変わるもんだなぁと。そもそも気動車へのイメージがここ10年で変わった気がする。
それはまたいつか語るとして、無機質な外観からは想像できなかったくらいの、ゆったりとして温かみのあるデザインの車内内装。
枕カバーには鳥取県内の観光地(砂丘など)のイラストがそれぞれ描かれていた。
海沿いから離れて、広々とした水田や街並みをぼんやりと眺めていると心地良い眠気に誘われてうとうとした。
朝早かったのと歩き疲れたのもあるけど、HOT7000系の乗り心地の良さとも云えよう。
寝過ごして鳥取まで行くことなく、ちゃんと姫路で列車を降りた。
HOT7000系は引退間近と言われているので、今回ちょっとでも乗れて良かったと思う。
機会があれば鳥取まで乗ってみたいし、先頭展望車から前面展望も夢だけどね。たぶん実現することなく引退してしまうんだろうな。
ありがとう、スーパーはくと。
2018,4.24 スーパーはくと号乗車




