思考のクセを改善して幸せ体質に
ココロの体質改善セラピスト 渡辺佳奈子です。
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＊＊＊
さてさて、今日のテーマは
『アドラー心理学から考える怒りの目的』です。
いつもとちょっと違ったアプローチですが
今、学びのとびらでお伝えしている
アドラー心理学をベースとした『勇気づけ講座』の中に
「怒り」の内容がありますので
ご紹介したいと思います
『勇気づけ講座』については
こちらをご参照ください
アドラー心理学において感情とは
「相手に対して目的を持って使われるもの」
とされています。
怒りももちろん同じで
多くの場合は他者（自分の場合もある）に対して
ある目的の元に使われるとされています。
怒りを使うって何だか変な感じもしますが
目的を意識すると分かりやすくなります。
その目的は4つ、
・支配
→親子や上司と部下などの関係において
・主導権争いで優位に立つこと
→夫婦間の関係などにおいて
・権利擁護
→自分の携帯を勝手に見られたくないなど
・正義感の発揮
→一般的なルールやモラルに対してなど
です。
そしてこの目的に影響するのが
「べき」という価値観であるとされています。
こういう目的を持って怒りを使うという目線は
アンガーマネジメントにはないので
面白いですね
そしてこの目的を意識することで
怒りはコントロールできると考えられています。
あなたが最近怒った出来事を
ちょっと思い出してみてください。
思い出せましたか？
その怒りには
どんな目的があったと思いますか？
ではここで、
久しぶりに我が家の怒りコーナー
これはいつものことなのですが・・・
車のナビのことで先日もイラっとしました。
ナビって、進行方向の矢印の設定が
2パターンできますよね？
（1）自車の進行方向を画面の上にする方法と
（2）方角の北を画面の上にする方法
（分かりますか？？？）
わたしは（1）が見やすいのですが
夫は（2）が好きなタイプ。
ものすごく些細なことなのですが
私の車の設定を勝手に変えられると
「またか！」とイラっとしてしまいます
（小さい、小さすぎる私・・・）
これを例に怒りの目的を考えてみると
どうなるでしょう？
自分の車の「権利擁護」と
夫婦間の「主導権」、
設定を変えたら元に戻すべきという「正義感の発揮」
あたりの感じがしませんか？
たかだかナビの設定で
権利に主導権に正義感・・・
そう思って考えてみると
怒っているのが馬鹿らしくなってきます。笑
「べき」で見ると
人の車の設定を変えたら元に戻すべき、の一言ですが
その裏には多くの目的が隠されていたようです
さてさて、
あなたの怒りの目的は何でしたか？
それは本当に怒らなくては
いけないものでしたか？
たまには違う目線で
怒りを観察してみてくださいね。
何か気づきがあるかも知れませんよ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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