思考のクセを改善して幸せ体質に
ココロの体質改善セラピスト 渡辺佳奈子です。
今週もお届けします
ブログで読むアンガーマネジメント
過去にアンガーマネジメントメールマガジンでお届けした記事を
ブログ読者様のために再配信しています
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それでは始めましょう！
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さて、今日は【怒り方って遺伝するの？】
についてお話をしてみたいと思います。
私が毎月開催している
アンガーマネジメント入門講座。
参加された方が何を求めているのか知るために
受講動機をお聴きするようにしています。
そして、出来るだけそれに応じたお話をするようにしています。
・職場でついつい怒ってしまう
・夫（妻）に対してきつく怒ってしまう
・とにかく頻繁にイライラする
・人に対して怒ることが出来ない
・あおり運転をしてしまう
・親の怒りをなんとかしたい
・子供にいつも怒ってしまう
・子供の怒り方が私（親）と似てきた
・実践のため2度目の受講
などなど、みなさんそれぞれに問題意識を持ってお越しになります
その中でも多いのが職場の怒りと子育ての怒り。
そして子育ての怒りで困っている方の中には
子供の怒り方が自分と似てきた、と感じている方も多くおられます。
自分の怒りが問題だと感じているのに、
それに似てきたら・・・困りますよね
子供にとって、一番身近なお手本は親です。
特に自己が確立していない小さなお子さんにとって、
親のすることは全て正しいこと。
当然、真似をします。笑
「いいから聞きなさい！」と怒る親の子は
下の子に対して「いいから聞きなさい！」と怒る。
この程度は端から見ていると微笑ましくも感じますが
親としては自分の良くない所を見せられているようで
ヒヤっとしますよね。
そして、
大きな声で怒鳴る親の子は
大きな声で怒鳴ります。
怒る時に体罰を与える親の子は
体罰は必要だと感じます。
それはなぜでしょうか？
普通に考えるとされて嫌だったことは
しないはず、と思いますよね？
でもね、そうでない場合もあります。
親からひどく怒られてきたけれど
今こうして大人として暮らせている。
時には怒鳴る事や体罰が必要な時もある。
そう考えるようになると、その不適切な怒り方も
正当化されてしまいます。
そしてその子は自分の家族や職場、
自分と関わる人たちにそのように怒ることが
当たり前のこととなっていきます。
もちろん、すべての子がそうなる訳ではなく
それが嫌だったと感じる子の中には
親の怒り方を反面教師とする場合もあります。
でも、そうでない場合もある。
日本アンガーマネジメント協会の理念は
「怒りの連鎖を断ち切ろう」というものです。
これは怒りの感情についての話ですが、怒り方も
親から子へ遺伝（連鎖）していく可能性があります。
（注：生物学的な遺伝ではありません。）
これは、職場でも同じことが起こりえますね。
厳しく指導されてきたからそれが当たり前・・・
本当にそうでしょうか？
せっかくアンガーマネジメントに
興味を持ってくださったあなた。
自分の怒り方が悪い連鎖をしないように
まずは6秒立ち止まって、考えてみてくださいね
そして、良い連鎖を起こしましょう
最後までお読みいただきありがとうございました。
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