草垣群島日帰り | 釣り日記

釣り日記

鹿児島で魚釣りしてます。


 サザンクロスにお世話になり、日帰りで草垣群島へ。

 4:20頃、4番へ途礁。

 久しぶりの釣行。はやる気持ちを抑えゆっくりとラインシステムを組む。
 今回はメインラインPE8号、スペーサーPE15号、リーダーにSSアシスト30号5ヒロ+ナイロン220ポンド2ヒロ。上手にリーダー全体を使って根ズレさせる事が出来れば、イケるはず。

 組み終わって朝食を食べ、食後の一服。空が白み始めたと思ったら直ぐに朝日が上がる。



 途礁する際、飛魚が大量に見えていたので、梅雨ブギィ D7で探ってみる。
 1投目は表層をゆっくり誘って反応無し。2投目は30カウントさせ、中層からゆっくりジャーク、少しフォールこれを繰り返し、足下まで来た所でステイ。その瞬間、下からGTが急浮上しルアーを引ったくり急潜行。尾鰭で水面を叩き、大きな飛沫を上げる。
 あまりのカッコ良さに惚れ惚れしつつも、しっかり合わせを2発叩き込む。大きさは1m20cm位。15キロから20キロ位?と思いながら逆回転するスプールに少しずつテンションを掛け、15メートル程でファーストランを止める。SSアシストの辺りを根に掛け、止め続ける。コレはイケると思いながら5メートル程巻き取ったら、セカンドランで底へ向かわず潮下へ走り出す。進行方向にはハナレがあり、メインラインが触れ、ラインブレイク。
 反省点しか無いやりとり。慢心が招いた結果に改めて気を引き締めて、ラインシステムを組み直す。

 リップレスベベルスイマー200をキャストし、10カウント。さっきよりテンポ良く誘ってみる。
 足下から15メートル程の所で水面下まで来たので少しステイ。その瞬間先程より二回り程大きなGTがルアーを丸呑みし、急潜行。反転した際、大きな尾鰭で水面を叩いた音が大きすぎて身体が強張る。
 魚は沖へ、底へと走る。綱引き状態で合わせを2発。竿尻をギンバルにセットし、疲れてくれるのを待つつもりで居ると、反転し足下へ一直線。なんとかテンションを保ちつつ巻いてくると、今度は根ズレの感触。先程と同様にSSアシストを引っ掛け、ジワリと糸を出しつつバテるのを待つ。しばらく膠着していたが、思い出した様に潮下へ走り出す。それは先程学習済みなのでラインフリーでハナレを交し、立ち位置を変え、少々強引に止める。ジワリと頭がコチラを向いたので透かさず巻き取る。
 ゆっくりと、しかし確実に巻き取れるので、勝利を確信しながらポンピングを続け、海中に大きな魚体を確認したところで突然のラインブレイク。突如自由を取り戻した魚はゆっくりと底へと泳ぎ戻る。

 魚を見送ってからラインチェック。ブレイク箇所はチモトから10センチ程の所。少し潰れた様な感じがあるので、歯切れと推測。いつもはバイトリーダーとしてザイロンノットを15センチ程入れていたが、60号もあれば必要ないと思い入れなかったのが原因かと。
 リーダーはSSアシストからナイロン部まで満遍なく使う事が出来ていたので、根ズレのさせ方は合格だったと思う。しかし、ショック吸収の意味合いでナイロンを選択したが、この太さ、短さではソレは期待できないので、次の釣行ではフロロに変更も検討。


 歯切れ対策のザイロンノットは持ってきていないので、同じシステムを組み直し、気分転換にポッパーを結び、流しながらゆっくりポンピングすると、飽きない程度にバラクーダとダツが相手をしてくれ、納竿の時間を迎える。


 いつも名礁へ途礁させて貰っていながら、目立った成果を上げる事が出来ず、船長へ申し訳なく思う。
 改めて釣りの難しさを実感した釣行。

使用タックル
ロッド:ミュートス100HHH
リール:キャタリナ6500H
ライン:PE8号+15号
リーダー:SSアシスト30号+ナイロン60号