FACE 7 | 太陽と月

太陽と月

XIAの名前を借りてお話書いてます
不定期更新です







「ユチョン 起きてよ 晩メシだよ」



身体を揺すられ ジュンスに起こされた


目の前のジュンスは ニコニコして俺を見てる


ぼんやりした頭のまま ダイニングに座る


寝てばっかりだから たいして腹も減ってないけど せっかく用意してくれたから 少しずつ食っていく



「美味しくなかった?」


「いや... ずっと寝てばかりだから 腹減ってないんだ」


「だったら いいけど 不味かったら言ってね」


「ん.. だけど ジュンスの作ってくれるものは美味いよ」


「そう? うれしいな 食べ終わったらお風呂入りなよ ずっと入れてないから気持ち悪いでしょ?」


「...ん そうさせてもらってもいい?」



晩メシを食って コーヒーを飲んでたら 自分の部屋に戻ってたジュンスが 紙袋を何個も下げてやって来た



「ユチョン これ開けてみて」



紙袋を俺の足元に置いて 催促するような顔をしてるので いくつかある袋のひとつを開封して中のものを出す


中身は 着心地のよさそうなシャツが何着か...



「これは?」


「ユチョンのだよ だって それだけじゃ困るだろ? こっちは下着 こっちは パンツ」



ジュンスは ひとつひとつを指さしてる



「ジュンス そんなにしなくていいよ 俺の為に そこまでする必要ないって」


「え!? 必要ないって... 僕のやったことは 迷惑?」


「迷惑じゃないけど そこまでしてもらう謂れは 無いわけで..」


「わかったよ もうしないから」



手に持っていたシャツを奪い取って そのまま破こうとしてる


なんで逆切れ?


それでもジュンスの行動は止めなきゃ


立ち上がって ジュンスの手を掴んで 動きを止めさせる



「ジュンス 止めろって せっかく買ってきたんだから」


「いいよ こんなの 」



それでも 破こうとするジュンスの身体を抱きしめるようにして 動きを止める



「俺 着ないなんて言ってない 着るから... ただ 驚いただけだから」



腕の中で 息を荒くしたジュンスが大人しくなった



「僕の方こそ ごめん 驚いたでしょ? 僕のこと気持ち悪い?」



答えに詰まった だけど これ以上興奮されるのも 正直嫌だった


だったら 答えはひとつしかない



「驚いたけど 気持ち悪くないよ」