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(´∀`)

EDGUY - Age Of The Joker --- 85

$Black Weekend

ドイツが誇る薄毛の貴公子、トビアス・サメット率いるEDGUYの9thは、
なんとも安定感&安心感のあるEDGUYな仕上がり(´∀`)

ドラマチックなパワーメタルとも、普遍的なハードロックとも
いえる彼らのスタイルは、前作のTinnitus Sanctusの延長線上にある
といっていいと思う。
曲展開が美しい#3、キャッチーな疾走感が心地よい#5、#8、
憂いのあるミドルテンポさがいかにもEDGUYな#6、#7等、
曲それぞれ、どこかにフックとなるメロディの華があって、
60分超の大作ながら、弛むことなく聴き通せちゃう。
ときにAvantasia風味な仰々しさも感じられるけど、
それはトビアスのメロディ構築癖がそうさせてるんだと思うし、
「癖」っていうか持ち味っていうべきものだろうね。
イントロのギターが切なく胸を打つ#11"Every Night Without You"は
パワーバラードの佳曲(´;ω;`)
つうかこの「安定感」っていうのは、トビアスの才能の成せる技だよね。
流石ですな(´∀`)



Trivium - In Waves --- 82

$Black Weekend

アメリカン・へヴィメタルの雄、Triviumの約3年振りの5th。
ドラマーが交代してからの初音源は、よい意味で大衆化した
現代的へヴィ・メタルといっていいんじゃないでしょうかね(´∀`)
今作より、ボーカルパートはグロウルもクリーンもすべてキイチが担当。

アルバムを通して聴いて印象に残るのは、硬質でトガった
アグレッションよりも、むしろ、激しいエッジが際立ちつつも
どこかキャッチーで聴きやすいとも言えるメロディ。
キャッチーになったとは言え、バンドの方向性に大きな変化が
あるってわけではなくて、
楽曲を構成する比重が以前よりもメロディのウェイトを高めつつ、
全体的にシンプルにシフトしているといった感じ。
#6のサビなんてすごくキャッチーで、アメリカンな大衆的フック
があるよね。

ただまあ、言い換えれば、へヴィメタル的硬質なアグレッションと、
様式的に構築されたギターパートは大分減ったよね。

オレ、Triviumはアメリカのメタルコア時代のバンドにしては、
PANTERA系譜の無骨筋肉メタル要素も強くないし、
ヤングなブルータルアグレッションからのサビクリーンw
。。な曲展開も多用せず、伝統的へヴィメタル構築美を
感じさせるところが好きだったんだけど、
その辺も若干減退しちゃったのがちょっと残念。



もまあ、アルバムとしてはすごくいいと思う。
自分はすごい好きだけどね、今のところ(´∀`)



Amorphis - The Beginning of Times --- 88

$Black Weekend

フィンランドのメランコリックメタル、
Amorphisの2011年5月リリースの10thは、
メランコリックでメロディアスな叙情性に、
土着的でダークで素朴な初期Amorphisメロディックデス
の息吹が注入された懐の深さを感じる一枚。

今現在のAmorphisは、やはりなんといっても、
自分的にはTomi Joutsen(Vo)なんですよ。
そりゃEsaやTomi Koivusaariはもちろんなんだけど、
Tomi Joutsenの存在ってホントデカイんです。
クリーンとグロウルを使い分けるボーカリストでは、
彼は間違いなく1級品だよね。

Eclipse以降のAmorphisを見れば一目瞭然だけど、
彼の歌唱力の高さは、楽曲に豊かな
感情をもたらすとともに、気高さというか、
気品というか、凡百のバンドとは明らかに一線を画す
風格をもたらしていると思うんだよね。

で、本作は、そのTomiの2面性と、
Amorphisの過去と現在の2面性が融合し、
ある意味これまで彼らが培ってきた要素が
凝縮された1枚ともいえる仕上がりになってると思う。

強いてあげるとすれば、
個人的には#7 "Reformation"、#12 "Beginning of Time"
が推し曲かな(´∀`)
重厚さと素朴な旋律美のコントラストが
ホント素晴らしいでございます(*´Д`)
#8 "Soothsayer"は深い闇の中を漂うかのような、
Netta Dahlbergの清廉な女性Voが
美しく空気が浄化されるかような感覚に陥るね(*´∀`)

リードトラックの#4"You I Need"も
Eclipce以降の彼らを象徴するかのような彼ららしい
メランコリックでキャッチーな佳曲。



(2013.03 記)