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(´∀`)

CHTHONIC - Takasago Army --- 92

$Black Weekend

台湾のシンフォニック・ブラックメタルバンド、Chthonicの6thは、
第二次大戦時に統治していた日本によって、日本軍として
戦うために組織させられた台湾原住民族の部隊"高砂義勇隊"がテーマ。

Chthonicはこれまでにも二胡などを使って中華的民族音楽の要素を
取り入れ、アジア圏のバンドならではの機軸を打ち出しては
いたものの、彼らにとってのブラックメタルバンドとしての
ルーツであろうCradle of Filthの影響を感じさせてしまう部分の方が
正直かなり目立ってた。

でも今回でそれを完全に払拭したといっていいんじゃないかと思う( ゚∀゚)ノ 
作品を通してダイナミックな緊張感が漲り、ジャンルでいう
ところのブラックメタルにはもはや収まりきらない、アグレッシブで
スリリングかつ、エイジアン・メランコリックな悲哀をも兼ね備えた
聴き応えのあるスケールの大きな一枚になっている。

勇壮なサビが印象的な#3"皇軍"は、ライブでの合唱が目に浮かぶし、
#5"南十字星"は、中間部で台湾人女性歌手がゲスト参加し、
現地語の流麗で物悲しさを感じるメロディを聴かせてくれる。
#6"玉砕"は大胆に玉音放送が取り入れられた印象深い重厚な1曲。

それと特筆すべきポイントは、全編に渡り取り入れられている
中華的民族音楽のアプローチに全然嫌味を感じさせないところ。
もはやアクセントとかフックというレベルではなく、
CHTHONICの音楽性の強力な個性として機能していると言ってよい。



フレディ(Vo)もギャーギャー絶叫だけじゃなく、低めのキーも
積極的に取り入れ、表現に幅がでた印象を受けるね(´∀`)
彼の歌唱の成長も"脱COF"を強く印象付けるひとつの要因かもしれない。
Black Stone Cherry -
Between the Devil and the Deep Blue Sea --- 85

$Black Weekend

ケンタッキー出身のアメリカン・へヴィロックの若き旗手、
Black Stone Cherryの3rdは、彼らの持ち味でもある渇いたサザンロックの
埃っぽいフレイバーはそのままにしつつ、表現の間口をさらに広げ、
オーセンティックなアメリカン・スタンダードロック的なメジャーな雰囲気
をも感じさせる一枚。

2ndまでの彼らって、いい意味で垢抜けない南部のバンド臭が
強く香るとこがあって、そこがまたバンドのクセとしていい味を出していたと
思うんだけど、その「田舎臭さ」が、まったく無くなったって
わけじゃないんだけど若干薄れ、その変わりに
「都会に慣れました臭」が香りだしたね。
例えるならば、NICKELBACKの洗練された部分とBLACK LABEL SOCIETYの
男臭い骨太へヴィなサザン感が同居してる感じ(´∀`)

でもそれは決してマイナス要素として機能しているわけじゃなくて、
へヴィなエッジは残しつつも、楽曲が洗練されたキャッチーさ、
ポップさを纏い、いい意味で聴きやすくなった。

#1、#2、#4のようなグルーヴのある骨太サザンロックも
いかにもBlack Stone Cherryで充分期待に応えうるものだし、
#5、#7、#10のような、どこか大人っぽさを感じるレイドバック
したナンバーがホントーーに秀逸なのもポイント高し!
#5なんてアメリカン・ハードロックバラード好きは琴線刺激されること必至(*´Д`)

ただこの手のバンドは、日本ではきっと売れないんだろうね。
欧米諸国におけるNICKELBACKの知名度と、日本での知名度の差が
顕著な例だよね。



しかしVoのクリス・ロバートソンはさらに体格に貫禄でちゃったなw
若手なのにイケメン売りをしている様子が
まったく無いのも高ポイントですなw( ゚∀゚)ノ 

Michael Monroe - Sensory Overdrive --- 87

$Black Weekend

マイケル・モンローの今回の作品は、ソロ名義ではなく
ギタリストにワイルドハーツのジンジャー、ベーシストにハノイの
盟友サム・ヤッファといったラインナップの
"Michael Monroe"というバンドとしての"デビューアルバム"(´∀`)。

ギタリストがジンジャーとなれば、ワイルドハーツ育ちの
自分としては、やっぱ一応は期待しちゃうんです(*´Д`*。) 
(彼の最近の活動云々はとりあえず置いといて)。。
で、その期待は、、、裏切られなかったっ!。゚(゚´Д`゚)゚。

ジャリッとドライなギター、タイトでソリッドなリズムは、
オーセンティックなガレージパンク/ロックン・ロール寄り
とも言え、そこにグラムロック的なケバっと華々しい息吹が注ぎ込まれた
いかにもマイケル・モンローらしいスタイル。
今までの彼の作品ではデモリッション23の風合いに一番近いかな。

そんな土台に、いかにもジンジャーなキャッチーでポップで
どこか切ないキラーメロディーが、ときにガッツリ、
ときにふんわりとバランスよく調和し、アッパーなナンバーから、
メロウなバラードまで、いかんなく発揮しちゃってらっしゃる(´∀`)

#7の切なキャッチーな歌メロ、
#5のどこかで聴いたことあるようなイントロ、、などなど、
自分の好きなジンジャーテイストがアルバムの随所から感じ
とれるし、マイケルの特徴的な声質との相性もすごくイイ。
ジンジャーが一人で書いてる#4、#8なんて、
ジンジャーが唄ったらワイルドハーツじゃね?だしねw

マイケルは歌唱で勝負するタイプのボーカリストじゃないから、
曲の出来がイマイチだと、音源として残念になりがち。
だからジンジャーみたいな歌メロに華のある曲が書ける
ソングライターと組んだのは大正解だよね。




惜しむらくは、
もうジンジャーは脱退しちゃったって事だw(´Д`;)

ま、やっぱりな、だけどねww