こんにちは、ブラックスペシャルです。
今回は青森の旅の4日目について書きます
前回、青森県の弘前市に着いたところまで書きましたが、今回は青森の観光メインとなります。
1.弘前市~今別町
ビジネスホテルを出発し、国道7号線を北上していきます。
国道7号は広大な津軽平野を感じさせる気持ちの良い道で、走っていて楽しかったです。
途中で左折し、今度は国道280号のバイパスを走り、津軽半島をさらに北上します。
このバイパス道路は田んぼの中に定規で引いたように真っすぐな道路だったのですが、
ジムニーシエラのような車高の高い車では、結構気を遣って走らない真っすぐ走れないくらいの強風でなかなか大変でした。
外ヶ浜町の警察署でバイパス道路が終わり、より海側を走るようになってからは景色が綺麗でテンションが上がりました。
ただ、天気はどんどん下り坂になり、国道沿いの公衆トイレで休憩するころになるとすっかり曇ってしまいました
雨はまだ小雨だったものの、雰囲気はどんよりした感じに。
ですが、天気のおかげもあってかかなり涼しかったです。
その後も津軽半島の形をトレースするように海沿いを走り、ドライブを楽しみました。
ずっと走っていくと市街地に入り、国道と県道14号が交差する道を左に進み、一つ目の目的地に到着です。
本州最北の新幹線の駅、「奥津軽いまべつ駅」です!
この駅を過ぎると次はもう北海道の木古内駅ということで、本州最後の新幹線駅になります。
ここは道の駅が併設されており、お土産を買ったり食事をとったりすることが出来ます。
道の駅と鉄道の駅が一緒になってるタイプは個人的に結構好きです。
ちなみに在来線との接続もあり、「津軽二股駅」があります。
新幹線の駅舎に比べ、改札も何もない簡素な駅でした。
ここでお土産を買った後はいよいよ今回の旅で一番行きたかったところに向かいます。
2.青函トンネル記念館へ
今別の道の駅を出発したら、いよいよ津軽平野最北端の龍飛岬を目指します。
国道280号は国道339号線になり、道も少しずつ狭くなっていきます。
途中、気になるところがたくさんあったのですが、今回の旅程的に早めに龍飛崎に着きたかったので、いろいろスルーしながら走りました・・・ この辺りはいずれリベンジしたい。
小さな漁村をいくつも通過すると、看板に「龍飛」の文字が出てくるようになります。
国道339号を左折し、道を進んでいくと・・・
青函トンネル記念館に到着です!
道の駅と記念館が一緒になっている施設で、今回の旅の目的地のひとつになります。
ここでは青函トンネルがどのように建設されたのか、展示や映像で学ぶことが出来ます。
青函トンネルというプロジェクトいかに遠大で、苦労などがあったのかが分かりました。
「先進導坑」「作業坑」そして、現在新幹線や貨物列車が通る「本坑」の3つが掘られているというのは初めて知りました。
そして、トンネルの掘削というのは湧き水との戦いであるというのが良くわかりました。
地層の複雑さなども大変だった要因のようで、最近貫通した三遠南信道の青崩トンネルを連想しました
お腹が空いたのでここでお昼ご飯。
頼んだのはマツカワの定食です!
「マツカワ」というのはカレイの一種で、ここで出されているのは青函トンネルの湧き水を利用して養殖したカレイなのだそうです。
臭みもなく、歯ごたえが良くてとてもおいしかったです!
旅行をすると普段食べられないものを食べられるのがまた楽しみの一つだったりします。
3.龍飛崎散策
昼飯を食べた後は龍飛崎へ向かいました。
車で向かうこともできたのですが、せっかくなので歩いて行ってみることに
途中の歩いていると、ポツンと立つ謎の建物が・・・
よく見てみると展望台のようなのですが、展望台までの道は草が生え、進むのは躊躇われたのでそこまでは行きませんでした。
歩いていた道はかなり荒れ果てており、途中には廃墟などもあったのでどこか終末世界を歩いているようなそんな気分になりました。
しばらく歩くとあの有名な曲の歌碑がありました。
そうです。「龍飛崎」の名前を有名にした「津軽海峡・冬景色」の歌碑です。
しかもただの歌碑ではなく、赤いボタンを押すと歌が流れるようになっています。
「龍飛崎」が歌詞に出てくる2番から流れるのですが、結構な音量でなかなか面白いなと思いました。
曲を流しながら海を見ていると、本当に雰囲気にピッタリです。
その後、階段を上がっていくと津軽海峡を見渡せる場所に到着
対岸に見えるのは北海道です。
ここに着いた時、「ついにここまで来たなぁ」と感慨深い気持ちになりました。
そして、「いつかジムニーでも北海道行くぞ!」と決意を新たにしました。
こちらは龍飛崎灯台です。
凄い風が強かった・・・
そして龍飛崎といえばこれも有名ですよね!
そう、「階段国道」です。
階段に青いおにぎりの看板は違和感しかありませんでした。
完全に観光スポットになっており、人が居なくなって瞬間を狙って写真を撮るのが結構大変でした。
その後は少し周辺を散歩し、再びジムニーに乗り込みます。
4.龍泊ラインでダムへ
龍飛崎を出発し、「龍泊ライン」の看板を直進していきます。
今回の旅でこの「龍泊ライン」を走るのも結構楽しみにしていたんですよね。
綺麗な景色が見えるはずの快走路は霧につつまれていました・・・
まあ、所々景色が良い場所もあったので悪くはなかったですが、少し残念です。
また晴れたときにリベンジしたいですね
龍泊ラインをずっとまっすぐ走り、道の駅を超えたところで狭い道に入っていき、ダムを目指します。
今回行ったのは「小泊ダム」です。
一般的な重力式コンクリートダムになります。
ダムまでの道は結構狭いのですが、車通りはありませんでした。
また、ダムの先も道が続いており、地図で見ると三厩のほうに抜けられるっぽいのですが、通行止めとなっていました。
ダムを見た後はさっき通り過ぎた道の駅に戻り、ダムカードも無事回収です!
この後は十三湖のあたりを走ったり、車でウロウロしていたのですが、写真もあまり撮っていないので、4日目はここまで。
5日目は深浦のほうに向かいます。