今日は気温も高く、梅雨入り前に剣道具を陰干し。

 

 

 剣道具は炎天下に干したら壊れてしまいますから、陰干しに限ります。

 使っていませんが、大切な道具ですから、時折は風に当ててやります。

 

 

 続いて、注文していた柄巻の革が届きまして、早速柄巻作業。

 

 

 巻く順序を間違えたり、(画像は既に間違えています)、菱の数が合わなかったりで、解いて巻いてを二度ほど繰り返して、完成。

 

 八王子重利、漸く使える状態になりました。

 

 

 購入後の姿。

 

 

 修理後。

 

 

 割れていた頭金具。

 

 頭金具内側と、柄下地が密着しておらず、空洞になっていたことが変形の原因と思われます。

 故に、内側から叩き出して復元の後、内側に樹脂を流して固め、柄下地本体の方も金具に密着する様に木片を張り付けて、叩きつけても変形しない様に加工しています。

 

 柄下地は将来の割れ防止の為に多少の細工をして、カシューの黒で塗り固めました。

 

 鯉口は割れはありませんでしたが、補強しました。

 大袈裟なものではなく、籐を縁に巻いて固定し、その上からカシューで塗り固めただけですが、これだけでも違います。

 

 

 鍔は若干の赤錆が発生しつつあったので、お茶で煮て黒錆にして、油を焼き付けています。

 鞘は塗装を落として、カシューのサーフェイサーで下地を作り、その上からカシューの黒を10回、塗と研ぎを繰り返しています。

 

 

 こうして修理加工が終わってしまうと、少しだけ寂しくもあります。

 

 なんせ、加工している時が一番楽しいもんですから。