昨日1月15日で松の内も終わり、玄関先にぶら下げた注連飾りを外します。
広島飾りという、広島県の南部でしか見られない形ですね。
以前にも記事にしたような気がします。
大・中・小の3つの輪があり、中央に橙を据えます。
横から。
一番大きな輪は親、中心の輪は子、小さい輪は孫を表し、代々の繁栄、そして一年の無病息災を祈願するものです。
同じ広島でも北部、備後では形が違います。
それはそうと、注連飾りと注連縄の違いは何でしょうかね?
私は
注連縄は神社、神棚の神域と現世を区切る結界線である。
注連飾りは正月、家が年神様をお迎えするのにふさわしい場所であることを示すためのもの。
というふうに認識しています。
さて、取り外した注連飾りは、神明祭の際に焚き上げます。
よその地域では「とんど」「左義長」等と呼んでいますが、広島では三原と竹原は「神明さん」と呼びならわしていますね。