冬にやりたいスポーツは?

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  またまた自衛隊時代の話になりますが、第七師団在隊中、冬季はスキー訓練なるものがあって、これは私、苦手な訓練でした。
 自衛隊のスキーは、所謂クロスカントリースキーですが、板の幅と厚みときたら、クロスカントリースキー用の幅の狭い軽い板とは違ってゲレンデスキー板並みに幅広で重く、それを履いて後ろに蹴って進むもんですから結構キツいんです。
 しかも、私らの官品スキーは木製で、現行のグラスファイバー製の板は中隊長とかの中堅幹部以上にしか支給されていませんでした。
 降り続く雪が根雪となる12月中旬位から、各部隊スキー訓練一辺倒になります。課業外になると、皆がスキー板の整備準備に勤しみます。
 まず、支給されている板のスキーに、ベースワックスを塗って、そのワックスを樫などの硬い木のブロックを使って伸ばし、次にコルクブロックを使って艶が出る位に伸ばす。そして滑る直前に気温と雪温に合わせて止めワックスを塗り、それから滑走開始、そして訓練が終わって隊舎に帰ると、ガスバーナーを使ってワックスを取り除き、再びベースワックスを塗って明日に備える・・・・という毎日が続きます。まあ、1月末のスキー競技会が終了した段階でスキー訓練は終了しますが、これが終わるとホッとしていたものです。
 訓練としてのスキーがどれほどのものであるのか、これはゲレンデスキーの楽しさとは対極にあるものと思っていただいて差し支えありません。しかし、このスキー訓練を楽しみにしている者だって大勢いますし、皆が嫌う銃剣道が、私にとっては「大好物」だった訳で、この辺は各個の嗜好に拠るところが大きいという事も申し添えておきます。
 ただ、こうした経験をしている関係で、オリンピックのクロスカントリースキー選手が成績が振るわなかった際に、「今日はワックスの選択を間違って・・・」というのはすごく判るんですね。ワックスというのは重要で、これがビタッと決まるとグイグイ進むんですが、選択を間違うと、前には進まないし、蹴った足が後ろに抜けるわで息が切れるばかりで碌なことになりません。
 ここでは書き切れませんが、今となっては良い思い出ですね。