昨年まで、予備自衛官の射撃訓練に使用する小銃は89式5,56mm小銃でした。

 個人的な事を言えば、89式小銃は、平成4年には既に手にしており、射撃に演習にと使用したものですが、海田市駐屯地に導入されたのは私が予備自衛官になって1~2年後のこと。そんな訳で予備自衛官になって89式を使い始めた頃、分解結合が分かる予備自衛官が私を含めて数名しか居ない状態でした。

 ところが、今年から予備自衛官は64式小銃による訓練となった様で、今度は現職含め、予備自衛官の若い隊員が分解結合が分からないという現象が生じております。使ったことがないんだから当然です、

 公募予備自衛官は教育で多少習っている様ですが、今回も射撃後の整備は半分以上が分からなかったんと違いますかね?まあ、別に分からなくても大した問題ではありません。追々覚えていけばいいだけの話です。

 

 まあ、手持ちの64式小銃、これはホビーフィックス社が限定で売り出したモデルガンですが、久々にこれの分解掃除でもしてみましょう。

 

 さて、64式小銃、通常分解でも部品が多い事で定評がありまして・・・・・

 

 銃主部だけでこれだけある始末。

 撃鉄ばね部、遊底部等は分解していませんから、それらもバラすとまだ多いですね。

 

 どれが欠けても弾は出ませんが、作動において重要なのはこのピストン桿。

 

 実銃はこの部分が鏡面です。

 

 そして規整子。

 

 これも、実銃はネジより下部分は鏡面です。

 

 銃身に開いたガス穴から規整子の穴を通った発射ガスがピストン桿を押し下げ、この様にスライドを押し下げる訳です。

 

 これはロシアのAKでも、アメリカのM16でも同じですね。形は違いますが、似たようなモンです。

 

 このピストン桿は、この様な感じで収まります。

 

 ピストン桿止めという金具で、銃身部のアリ溝部分に入るんですが・・・・・

 

 このアリ部分に片方しか嵌らない状態でも組めてしまう。

 

 これだと、ピストン桿止めがピストン桿を邪魔して、装弾不良を起こす原因となってしまうんですね。

 

 新隊員当時、小銃の分解結合訓練で、こうした状態のまま組んでしまうとやり直し、腕立て伏せのペナルティーが科せられました。

 

 

 有事の際には主武器となる訳ですから、新隊員当時、そしてかつて使用していた時代の事など思い出しつつ、在宅訓練に勤しむことにします。