11月5日金曜日。

 

 三原市沼田東町の山の中を暫し車で走りまして・・・・

 

 道が狭いもんで、対向車が来たらどうしようかという場所がいくつかあり、幸いにも対向車は来ず、無事到着。

 

 東盧山 米山寺(べいさんじ)です。

 

 

 広島県三原市沼田東町納所460、曹洞宗のお寺さんです。

 ここは小早川家の菩提寺として、長い歴史を持っています。

 

 車がないと、ちょっと不便な場所にあります。実は私も、参拝は今回が初めてです。

 

 

 山門。

 

 

 本堂。

 

 御本尊は釈迦牟尼仏。

 

 以降、三原市観光協会の説明文。

 仁平3年(1153)に天台宗の寺として建てられた寺院で、嘉禎元年(1235)小早川茂平が念仏堂を建立して氏寺としました。以来、小早川家の菩提寺で初代実平から17代隆景までの宝篋印塔(国の重要文化財指定)20基の墓が整然と並んでいます。また寺の宝庫には絹本著色小早川隆景像(国の重要文化財)があります。この隆景像は文禄3年(1594)京都大徳寺の塔頭、黄梅院の玉仲禅師が寿像(生きているうちに書いた人の像)に賛をした、衣冠束帯の像で、威風堂々としたものです。宝篋印塔の中で一番大きい高さ2.5mの供養塔は、大工念心の作で国の重要文化財に、また小早川隆景の墓も、県の史跡に指定されています。全国的にこれほど保存がよく整然と2列に並んだ宝篋印塔は他に例を見ない重要な文化遺産です。

 

 仁平は平安時代、嘉禎は鎌倉時代で、相当古い歴史があり、最盛期は七堂伽藍を従えた巨大な寺院だったとのこと。

 また、教科書などに出てくる絹本着色小早川隆景肖像画は、このお寺さんにあります。

 

 近くには小早川家歴代の墓所。

 

 

 隆景公は此処に居られます。

 

  隆景公は勿論、歴代の御当主様、いずれも竹原市とも縁のある武将故、般若心経誦経の参拝。

 

 説明文。

 

 

 この墓所は平成30年7月豪雨にて土砂崩れが発生、宝篋印塔群がなぎ倒されるなどの多大な被害があった当地ですが、土砂の中から石塔一つ一つを集めて復元、綺麗になっていますね。

 

 

 

 御朱印を求めて庫裏をお邪魔しましたが、応答がなく御留守の様でしたので、そのまま帰りました。