生花鋏の中でも、「剪定鋏」という種類の鋏です。

パックリと刃毀れしております。

こういうものの研ぎは、先ず分解から。

汎用機にレジンベルトを掛けて、刃先全体の汚れを落としたあとで、ナイフ専用機バーキング960-VARIの出番です。
刃毀れが無くなるまで、刃先を潰します。

然る後に、刃の部分を削り出すんですね。

更に立ち上がり部分から先端に至るまで、自然な形になるように研削。

この様な剪定鋏は、機械研削の場合、削り過ぎてしまうと切っ先部分が合わなくなって失敗するので注意が必要です。
更に刃付けをして、組み立て。

ネジの締め具合、磨り合わせなど、各部調整。
完成、納品。

自分で鋏を研いだら切れなくなったという方がいますが、原因は「裏を研ぐ」ことなんですね。
研ぎは表を研いで、返りが出たら裏を研いで・・・というやり方、鋏には通用しません。