東広島市志和町志和東3439にある寺院。
広島新四国八十八ヶ所第37番霊場
御本尊は千手観世音菩薩。
並瀧寺(なみたきじ)と読む。へいりゅうじ・ではありません。
天平5年(733年)行基によって建立されたと伝えられるそうですから、以前記事にした竹林寺と同時代の創建ですね。その後兵火にて焼失、再建、更に宝暦7年(1757年)に台風により倒壊、その後に再建された建物が現在の建物ということになります。
県道80号線を福富方向に進み、八本松篠三叉路を左折。幾つかのカーブを曲がりつつ登ると,左手に木立の隙間から池が見えてきます。これが並瀧寺池、そして並瀧寺の案内看板が見えると直ぐに左折して池沿いの道に入ります。結構狭い道ですが、これを500mほど進むと白い近代の建物が見えてきます。これは並滝寺温泉 湖粋園という、露天風呂のある宿泊施設、日帰り入浴も出来たそうですが、2015年に閉館したとのこと。
この湖粋園前を通過すると駐車場がありますから、ここに車を停めて徒歩にて進みます。

暫く進みます。右手に見えるお地蔵さんのところに、貸出し用でしょう、杖が置いてありました。

仁王門。18世紀中期~19世紀の初頭の建立。仁王様が鎮座。

門を潜る際には立ち止まって一礼。
門をくぐると石段があります。「男坂」というそうです。

この男坂の左手にあるのが鐘楼。文化元年(1804年)建立。竜宮造で、屋根は入母屋造の瓦葺き。

男坂を登りきって見えるこの光景。

この楼門は18世紀中後期の建立。下層を白漆喰で塗る龍宮造で、屋根は茅葺きの寄棟造。

楼門内側から。

横から。

御本堂。明和8年(1771年)再建。茅葺屋根。

御本尊様、千手観世音菩薩様に対し般若心経、諸真言を唱えます。
金毘羅社。寛政10年(1798年)建立。茅葺きの一間社流造

以下、解説看板。

楼門を出て・・・・

庫裏にある仏殿に鎮座まします延命地蔵菩薩様にお参り。

この参拝でもって下山。
御朱印は書置きもなく、また、「御用の方は呼び鈴を・・」というのもありませんでしたので、今回は御縁が無かったということで、本堂修繕費用冥加金だけ納めて帰りました。また次の機会もあるでしょう。
このお寺さんの特色といえば、やはり茅葺屋根を持つ建物があるという点ですね。