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埼玉の鍛冶屋 間中刃物鍛錬所 五代目 貴輔~BLACK SMITH KISUKE~

鍛冶。それは火を操り鋼を鍛えし者。
10年の修行を経て、ここに貴輔誕生。
『生かす』刃物を造ることを最大の目標とし、まだ見ぬ景色を求めて日々精進しています。

先日、日野浦刃物工房さんへお邪魔してきました。 念願だったこの旅はまさに期待を裏切ることなく素晴らしい2日間でした。 一言で言うと 「やっぱり日野浦さんはすげぇ」 です。 司さんも、睦さんも鍛冶屋として、1人の人間として。 俺の全てをぶつけたくなるような。 鋼の種類、鍛造や熱処理による組織変化、日野浦さんも水焼きにこだわりを持っていて勝手ながら自分とリンクする部分が多くある気がしてとても嬉しく、楽しすぎてつい時間を忘れてしまいました。 お互いの刃物を見せ合いながら言葉ではなく魂で語る様に、その包丁や鉈に何が秘めているのか。 司さんが「その”物”を見れば、その人がどんな職人かが分かる」と。 どんな鋼でどの温度でどれ程見極めて造り込んだのか。 緊張と喜びの中でお互いの引き出しがどんどん開いていく。 俺の引き出しは空っぽになりましたが司さんはまだまだ引き出しがありました。 その鍵を見つけてまた会いたい。 俺の中で鉄の可能性は宇宙の様にまだまだ広がり続けている。 この”世界”はもっと面白くなる! 色々と身に余るお言葉を頂きみんなに自慢したい所ですが、そこはぐっと堪えて心に閉まっておきましょう(*゚▽゚*) その言葉はきっと俺の道を照らす炎となる。 これからも良きお付き合いが出来れば幸いです。 そして同じステージに立つべくもっと鉄と向き合いLevelを上げてきっと自由自在に鉄を操ってみせる。俺の物にしてみせる。 そう改めて思える日でした。 本当に貴重なお時間ありがとうございました! 新潟は鍛冶屋にとってとても環境が整っている所です。 鍛冶屋の皆様も、その道具を造る会社も一丸となってみんなで協力している。素晴らしい街です。 いろんなイベントもやっておりますので是非皆様も新潟燕三条へ足を運んでみてはいかがでしょう。

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