生きるための朝のルーティン | 筋ジストロフィー漆黒夢語り

生きるための朝のルーティン

6:00 目覚ましの音で目を覚ます。

私はとても朝が弱いのだけれど、そんな事は言ってられない

必ずやらなきゃいけないことがあるから。

 

呼び鈴で介助者を呼んで指示を出していく

介助者が決めていることではなく、私の生活だから私が全て決めます。

 

・目覚ましを止め、明かりをつける。

 

・人工呼吸器の加湿器に蒸留水を足す。

 

・呼吸器回路のウォータートラップの水を捨てる。

 

・カフアシストを使う。咳をすると言えばいいのかしら。咳をする筋肉がないから強制的に咳をさせるマシーンと言えば伝わるかしら?

私の場合は、肺に溜まった痰を肺の奥から上げるために使っているの。他にも意味はあるけれどメインはそれ。生を繋ぐとても大切なマシーンです。

 

・吸引器で痰の吸引。カフアシストで上がってきた痰を気管切開した部分から吸引します。吸引器も生を繋ぐ欠かすことのできないもの。

吸引を怠ろうものなら、それは自殺行為に近いわね。痰が詰まり呼吸困難で死んでしまう。病院で心肺停止になったのもそれが原因でした。

胸がスッキリしない時は、カフアシストからやり直すことも。

 

・カフ圧計でカフが適正圧か確認する。圧が低いと、エア漏れや分泌物が入ってしまうの。

 

・検温・パルスオキシメーターで血中の酸素を測る。ルーティンっていうか、生きるための体調管理ね。

 

 

ごきげんよう。

 

皆さん、お久しぶりです。

 

身も心も溶かすような灼熱の日々

 

如何お過ごしでしょうか。

 

調子が良かったので、朝のことを少し書いてみました。

 

改めて書いてみると

 

咳ひとつするにも機械が必要だったり

 

難儀だねぇと他人事のように思ったりで

 

でも決して悲観的になることがないのは

 

大変だったり辛かったり

 

そのひとつひとつ全てが

 

幸せや喜びに繋がっているんだって知っているから。

 

どんな時も諦めちゃいけないよ。