「他力が起きても」
昨日、
こんな記事を書きました。
どんな活動であれ、
必ず
先行く影響力の大きな人が
いるはずなので、
そういう人たちの力を借りるという発想が
何よりも大事だという話です。
一人でできることには限界がありますから、
ステージが上がるとか
次元上昇するためには、
自分を超えた
とてつもなく大きな力「他力」が
発動しないと
規模が広がるということは
ないんですね。
しかし、
昨日の記事にも
書いたことなのですが、
その前に
どれだけ積み上がっているかのほうが
大事だったりするので、
そこを軽視していると
痛い目にあることもあると思います。
あなたの本音を見つけて言語化する専門家
ウエダミツトシです
こんにちは
たまに
こちらの意図とは関係なく、
確変
が起こることがあるんですね。
確変とは
「確率変動」のことで、
元々は
ギャンブルの世界で使われている言葉ですが、
通常時よりも
当たる確率が大幅にアップすることを
指します。
これを人生に対して使うとすると、
うまくいく確率が大幅に上がっている状態
ということになります。
特に
何をしたわけでもないのに、
人生には何度か、
こちらの意図とは関係なく、
それも突然
「確変」が起こることがあります。
何をやっても
うまくいってしまう状態になるんです。
自分でも
なんでこんなに
うまくいくのか
よくわからない。
だから基本的には
「確変」というのは、
自分では起こせないです。
何かの巡り合わせで、
そうなってしまうんですね。
これは
どんな人にでも
起こり得ることなので、
そこは公平だと考えていいでしょう。
そして、
この「確変」が起きたときに、
それにうまく乗れる人と
そうでない人とに
必ず分かれるんですね。
「確変」が起きたときに、
それを使って（レバレッジをかけて）
大きく飛躍する人と、
「確変」時期だけうまくいっていて、
それが終わると共に、
元いたところに戻る人とに分かれます。
これは必ずそうなります。
同じチャンスを手にしても、
それを活かせる人と
そうでない人とに分かれるものなんですね。
それは、
何が原因かというと、
いくつかあげられるので、
ひとつに限定はできないのですが、
その中のひとつに
地道にコツコツ
があると思っています。
「下積み」と言っても
いいのかもしれませんが、
要は
「確変」が起きたときに、
それに伴う実力が
ちゃんと備わっているかどうかが
分かれ道になると思います。
芸人さんたちによく使われる言葉として
一発屋
と言われるものがあります。
あれって、
まさしく「確変」のことで、
たまたま、
その時代のニーズに
ピタッとはまった。
つまり、
ウケたわけです。
その当たり方が大きいと
それだけインパクトも大きくなるので、
時の人
みたいな扱いにあるのですが、
そのときはいいのですが、
そのブームが終わると同時に、
その人も
静かに姿を消していく
ということが起こります。
でも、
大きく当たったときに、
それまでに積み上げてきたものが
しっかりとあって、
ちゃんと実力が伴っていると、
その人は、
その後もずっと
売れ続けることができるんだと思います。
お笑いでも
音楽でも
ビジネスでも
なんでもそうなんですが、
一発当てるのは
そんなにむずかしくはないけれど、
売れ続けるというのは、
とんでもなくむずかしいことだと
言われますよね。
それはひとえに、
その人に実力があるかどうか
によるところが大きいと思います。
お笑いのサンドイッチマンさんとかは
その典型じゃないかと思います。
M-1で
敗者復活からの奇跡の優勝。
その後も
あらゆるバラエティー番組から
引っ張りだこで、
ずっと売れ続けている。
それは、
彼らに
それだけの実力があったという
何よりも証拠だと思います。
基本的には
誰にでも
「確変」は起こると思います。
いつどこで
どんな形で、
どんな規模で起こるのかは
事前にはわかりません。
でも必ず起こる。
その時に、
自分にその実力が
ちゃんと備わっているかどうか。
そこに注目する人は
少ないような気がします。
大体、
「確変」を起こすことばかりを
考えている人が多い。
たとえばですけど、
たまたまでも。
影響力の大きな人に
紹介してもらったときに、
何かひとつでも
発信媒体がちゃんと育っていれば
そのチャンスをうまく活かすことが
できると思うのですが、
そうじゃない状態の人が
とても多いと思います。
僕の身近なところでいくと、
せっかくチャンスをもらったのに、
ブログを全く書いていなかったり、
SNSをやっていなかったり、
やっていても、
更新が途切れがちで
「何を」発信していきたいのかが
見えてこないような状態だと、
そのチャンスを活かすことは
できないと思います。
実にもったいない。
僕の周りは
カウンセラーさん等の
心理職の人が多いですが、
ブログが何ヶ月も前から
更新が途絶えている。
SNSがプライベートなものばかり。
動画コンテンツがあったとしても
身内ネタが多い。
等など、
それだと、
せっかく「確変」が起きても
それを活かせない状態に
なってしまっているんで、
もったいないなと思うことが
よくあります。
「他力」という
大きな影響力を借りることができたとしても、
それに伴う実力が伴っていなくて、
積み上げてきたものがないと、
それはそれで
やっぱり続かないことが多いので、
「いつ、確変が起こるんだろう」
と考えたり、
それを起こそうと動いてみることも
大事なのは大事なんですが、
その前に
ちゃんと実力つけてる？
実力をあげるために
どれだけの反復練習してる？
と聞かれると
「あ、え～っと……」
みたいな反応になる人が
少なからずいると思うので、
そこはもう
ひたすら
地道にコツコツ
です。
そこは手を抜いちゃいけないところっス。
誰も見てなくても、
人目にさらされたら
一発でわかるよ。
「あ、練習してないな」
ということが。
だから、
専業だろうが、
副業だろうが、
カウンセラー等の心理職をしているのであれば、
せめてブログは毎日書こう。
勿論、
毎日じゃないとダメ
ということはありません。
でも、
毎日じゃなくてもいいのは、
ちゃんと実力が伴っている人です。
現時点で
めちゃ活躍している人が
毎日ブログを書いていたとしたら、
そりゃ書かないと
追いつけないでしょ。
ブログじゃなくてもいい。
YouTubeでもいいし、
Instaでもいいです。
「これ」
と決めたものを
たとえ結果が出なくても
先が見えていなくても
やり続ける。
それを決めて実践できるかどうか。
僕だって、
ブログを毎日書き続けることは
10年経って
やっとできるようになりました。
10年前は
そんなことを考えたことすらなかった。
そして、
メルマガだって、
「よし、毎日書こう」
と決めて、
それをしないという理由は
一切受け付けないと決めたので、
毎日書けています（土日を除く）
いまの僕に
どれだけの実力が伴っているかは、
目の前の現実が
そのまんま
「答え」になっていると思いますが、
まずは、
それをしていないのに、
「確変」が起きたとしても
きっとそれを活かせないと思います。
ちゃんと実力つけてる？
いまの状態で「確変」が起きても大丈夫？
それを自問してみるのも
いいかもしれません。
地道にコツコツって、
その見た目通り（？）
めっちゃ地味よ。
その地味さに耐えられるかどうか、
それを楽しめるかどうか。
そこが
分かれ道のように思います。
結果が出るのは、
自分が思っているよりも
ずっと後です。
そうなることのほうが多い。
だからそれまで
実力をつけるということは
手を抜かずに
そこは死ぬほどがんばれ。
やるか、めっちゃやるか
の二択だじょ。
《終わり》
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