「自分の気持ちを置き去りのするな」
しつこいようですが、
これは何度でも書きます。
例外があることは前提として
傾向のお話をするとですね。
男性は「自分」のことを
女性は「相手」のこと
あるいは
「みんなのこと」「全体のこと」を
考えての発想になるので、
それとは「逆」のことを考えて
発想すると
うまくいくことが増えると思います。
あなたの本音を見つけて言語化する専門家
ウエダミツトシです
こんにちは
どういうことかというと、
男性の場合は
何をするにでも
何を考えるにでも
とにかく
「自分」が中心にあるんです。
「オレはこうしたい」
「オレはこれがいい」
良く言えば
自分に正直で
悪く言えば
身勝手
ということにはなるんですが、
思考体系としては
実にシンプルなんです。
「自分はどうしたいか」
がまず先にある。
だから、
それが過ぎると
ジャイアンになるということです。
どんどん
自分から
人が離れていくというか、
自分には
心を開いてくれなくなるんですね。
じゃあどうしたらいいかというと、
「まずは、相手のこと
全体のことを考えて行動する」
といいと思います。
「自己犠牲する」ということではなく、
相手への気遣いや配慮、
そして
思いやるという視点が入ることで、
男性は大きく成長することができるんです。
「オレが、オレが」
ではなくて、
それはもうできてるから、
これからはもっと
「相手のことを考える」ことで
自然と人が集まってきて
人生がうまくいくようになります。
これとは「真逆」なのが女性で、
女性の場合は、
「自分のこと」というよりは
自分も含めた
「全体のこと」まで
何の努力もなく
デフォルトで
考えられてしまうので、
ついつい
「自分のこと」を後回しに
してしまいがちなんです。
自分と他人との境界線が
男性に比べると
曖昧なのかもしれません。
おそらく
「全体」という感覚を
持ててしまうんだと思います。
相対的にね。
男性に比べるとって話しでね。
だから、
「自分のこと（だけ）」を考えるのが
苦手というか、
そこに対して
罪悪感を抱きやすいということは
あると思うんです。
「悪いな」とか
「申し訳ないな」とかを
感じて
益々
「自分のこと」を
ないがしろにしてしまうという傾向があると
僕は考えています。
でも、
「それ」しか知らないから、
これまでずっと
「相手のこと」とか
「みんなのこと」とか
「全体のこと」を考えてきたので、
それでうまくいっていない、
しんどくなっている場合に、
「相手への配慮が足りてないんだ」とか
「もっとみんなのことを考えないとダメなんだ」
となりがちなんですが、
これが逆なんです。
女性の場合は、
相手のこととか
みんなのこととか
全体のことを考えるのは
もうすでにできているので、
それ以上やろうとすると、
余計なお世話になったり
ただのおせっかいになったり、
変な遠慮になったりすることがあるんです。
それを回避するには、
「自分のこと」
を一番に持ってくると
物事は
スムーズに前に進むことが増えると思います。
そのつもりはないかもしれませんが、
「いやいや、私だって
自分のことはちゃんと考えてます」
って言う女性もたくさんいるとは思いますが、
そういう人ほど
自分のことを後回しにしています。
「そうだよね、
やっぱり自分のことを
一番に考えないと！」
ってなる人ほど、
相手のことを考えていなかったりするので、
この記事を読んで
「あ、私のことじゃないな」とか
「これ以上、わがまま言ってちゃダメだよ」
って思った人は、
自分のことを言われていると思ってください。
そうです。
あなたのことを言っています。
自分じゃないと思ったでしょ。
違う違う、
これは
「あなた」のことを言っています。
「私、わがままだから」って……
いやいやいやいや……
そんなの
はっきり言って
男性にとっては
わがままのうちに入りません。
そりゃ口では
「君はわがままだよね」
とは言うかもしれない。
でも男性にとっては、
それは
大好物です。
「それそれ！ そういうのが欲しかったのよ！」
っていうやつです。
「なんでもっと早く言わないのよ！」案件です。
女性が
「私はこう思っている」
「私はこうしたい」
それをストレートに表明してくれるからこそ、
男性の思考パターンとしては
非常に理解しやすくなって、
「そうか！ わかった！！」
となるんです。
「私はこうしたい」っていうのって
男性の思考パターンそのものだから、
そこではじめて
お相手の女性が考えていることが
男性の頭の中で
（なるほど！ そういうことか！）
って、捉えられるようになるんです。
「あなたのことを思って」とか
「みんなはこうだから」とか
「こういう事情があるから」とか
それはたしかに
その通りなんだけども、
男性からすると
「で、あなたはどうしたいの？」
って思ってるんです。
それをはっきりと言ってくれないと
男性にしたら
霧の中を歩いているようなもんで、
何も見えないんです。
全く真実は見えてこない。
どうしたらいいかがわからないんです。
だから
逆に
「わがまま」という名の
「私はこうしたい」
をはっきり表明してくれると
男性からすると
霧が晴れるんですよ。
視界超良好になる。
目的がはっきりするというか、
何をなすべきかがわかると
男性は早いです。
この記事でも書きましたが
男性は、女性に笑顔でいてほしいんです。
1分でも1秒でも多く、笑っていてほしい。
そのために何をしたらいいか（何をしないでほしいか）という情報があればあるほど喜ぶのが男性という生き物
なんですよ。
それが男性にとってみたら
「私はこうしたい」
「私はこう思っている」
「私はこれをされるとイヤな気持ちになる」
という表明です。
それがないとわからん！
「してほしくないこと」も
ちゃんと言ってね。
言ってくれないと
延々とやってしまうから。
それで
あとになって
「実は、あれがイヤだった」
とか言われても
「なんで今言うねん！」
っていうのと一緒に
「オレはずっと彼女に、
イヤだと感じるようなことを
してきてしまってたんだな」
と思って
自分を責めると思う。
他の男性は知らんけど、
少なくとも
僕だったらそうなる。
だって考えてみなさいって。
少しでも笑顔をいてもらいたい
って思ってるのに、
実際に
自分がやっていたことは、
その真逆だったわけでしょ。
そんなの耐えられんわ。
「なんてことをしてしまったんだろう」と
思うと思う。
だから
「わがまま」言って。
そんなの
男性にとってみたら
「わがまま」のうちに入らんから。
そして、
できたら
「その時」に言って。
男性の思考パターンは、
デフォルトで
「自分はどうしたいか」
です。
常に
「自分」が中心にある。
そのほうが
物事がシンプルに考えられるので、
省エネできるんです。
だから
男性の場合は、
経験として
「相手はどう思っているか」
「みんなはどうなのか」
ということに配慮ができるようになると
人として
大きく成長できるのですが、
それが
デフォルトでできてしまう女性の場合は、
逆に
「私はどうしたいか」
を考えられるようになると
男性にしてみたら
理解しやすいので、
そこでのコミュニケーション齟齬が
起こりにくくなると思います。
「あなたはこう思っているんでしょう？」
じゃなくて、
お相手の男性の事情は脇に置いといて
「私はこうしたい！」
というのを
ちゃんと伝えるといいと思いますお。
まず最初にね。
先にそれを言ってくだされ。
そしたら
男性は
それに沿って
具体的な行動ができるようになる。
こちとら、
「これはイヤだ」
って言われたくらいで
傷つかんわ。
屁でもないわ。
「わがままだ」って言ったって、
それを言ってくれんと
何もできんじゃまいか。
誰だって
一人で生きてるんじゃないんだし、
お互いがどうするのがいいかは
話し合って
一緒に考えたいんだってことス。
だから、なめんなって。
《終わり》
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