伝えようとし過ぎるから伝わらなくなる | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「伝えようとし過ぎ」

 

 

多くの人が

 

「伝わらない」

「私の言いたいことが全く伝わっていない」

 

と感じて、

さらに多くのことを

伝えようとしてしまっているのですが、

すべてとは言いませんが、

そのほとんどが

逆効果になってしまうということを

まずは知っておいたほうがいいと

僕は思います。

 

 

あなたの本音を見つけて言語化する専門家

ウエダミツトシです

こんにちは

 

 

全部ではないのですが、

日々カウンセリングをさせていただいて

多くの人が必ず口にすることに

 

「伝わっていない」

 

というものがあります。

 

 

そこから

色々とお話しをうかがっていくと、

そのほとんどが

 

言い過ぎ

 

説明し過ぎ

 

伝えようとし

 

なことが多いんですね。

 

 

つまり、

誤解のないように

「私が思っているのと同じように」

伝えようとし過ぎるがゆえに

ついつい

言葉が多めになって、

説明ばかりになって、

情報量が多くなってしまう

ということが起きていて、

相手にとっては

余計にわけがわからなくなって

何も伝わっていないという状態に

なってしまっているのです。

 

 

これってつまり、

どういうことかというと、

 

「私の言うことは何も伝わらない」

 

という大前提を

持ってしまっているということだと

僕は思っています。

 

 

言い換えると、

こうなります。

 

「わかってもらえていない」

 

私が言うことは

わかってもらえない前提

になってるんです。

 

 

だから、

ついつい

言葉が多めになって、

情報量が多くなって、

聞いている側からすると、

頭の中で整理がつかなくて

何も伝わらないということに

なってしまっているんですね。

 

 

これが

言ってみれば

「確証バイアス」状態です。

 

 

「私の言うことはわかってもらえない」

という前提を持っていて、

それを証明するために

相手にわかってもらえないように

言葉を多めにして

説明を複雑にして

情報過多にして

煙に巻くということを

無自覚にしてしまっているのです。

 

 

そして、

相手に一ミリも伝わっていない状況を

目の当たりにして

 

「ほら、やっぱり!!」

「誰も私の言うことをわかってくれない!」

 

ってやっているのです。

 

 

落ち着け

 

 

まず

伝えようとする前に

自分がどう思っているのかを

確認してみよう。

 

 

「自分の言うことはちゃんと伝わっている」

「私はわかってもらえている」

と思っているのか

それとも

「私の言うことは何も伝わらない」

「誰にもわかってもらえていない」

と思っているのか。

そこを確認してみたまえ。

 

 

「私はわかってもらえている」

と思っている人は

必要以上に

説明しようとするでしょうか?

という話しで、

そもそも

「自分のことがわかってもらえている」

「私の言うことはちゃんと伝わっている」

前提だとしたら、

大事なところだけを伝えて

それ以上は

伝えようとしないんです。

だってもう

「伝わっている」んだから。

本人は

そう思っているんだから

それ以上は何も言わないんですよ。

 

 

でも、

「私の言うことは何も伝わっていない」

「わかってもらえていない」

「どうせ私のことは誰にもわからない」

と思っている、

そういう前提を持っている人は、

誰を前にしても

 

「この人は私のことを

 何もわかっていない」

 

という姿勢で対峙するので、

どんなことを言われても

どんな態度を取られても、

相手がどんなに理解していたとしても

少しでも

自分が考えているのとズレていると感じたら

 

「ほら、やっぱり! 何もわかってない!!」

 

ってやってしまうのです。

 

 

ここで大事なのは、

 

相手がどこまで理解しているか

 

ではなくて、

 

自分がどう感じているか

 

だけの世界だということですね。

 

 

相手がどこまで理解してくれているかは、

相手の頭の中にまで入っていって

確かめない限り

絶対にわかりません。

 

 

言葉で確認していったとしても

結局は

「言葉」なんで、

伝えたいこと「そのもの」ではないからです。

「言葉」とは常に

「置き換えられたもの」なので、

それ「そのもの」ではないんですね。

つまり、

変換されているんです。

 

 

変換されたものを

相手がどう受け取るのかは、

こちらでは

一切コントロールができません。

それは無理なんです。

 

 

できるだけ、

こちらが考えているのと

同じ状態で

相手に伝えようとすることはできます。

要は、

マネジメントはできるんだけど、

コントロールはできないということです。

 

 

相手にできるだけ

わかってもらえるように伝えた、

そこから先は、

相手の領域であって、

こちらでは

どうすることもできないんです。

だから、

相手に委ねるしか術はない。

 

 

「伝わっていない」と言う人は、

何をしているかというと、

 

相手の領域にまで踏み込んでいって「わかれや! ボケ!!」

 

ってやっているのと同じなんです。

つまり、

 

相手を信用していない。

 

目の前の人を信用していないから、

ついつい

言葉多めになって

説明ばかりになって、

情報過多になってしまうのです。

 

 

「私はわかってもらえていない」

という大前提を持っている人は、

目の前の人を信用していない人

なんです。

そしてもっと言うと、

自分自身が

相手にわかってもらえる人間ではない

という風に思っていて

わかってもらえる人間だと

自分を信じていないんです。

 

 

誰のことも信用していないんです。

 

 

そう思ってしまっているものは

もうしょうがないんで、

僕のほうから言えることは

たったひとつだけです。

 

 

信じてみよ。

 

 

自分も相手のことも

「ちゃんとわかってくれている」

と信じてみよ。

そして、

たとえ相手に

全くわかってもらえていなくても、

少なくとも

「私はちゃんとわかってもらえる人」

という風に思ってみよ。

 

 

10人いたら、

10人全員が

わかってくれるとは限りません。

でも、

極端な話し、

たった一人でも

伝わっていたら、

それでもうOKじゃね?

ちゃんと伝わってるやん!

っていう話しで。

 

 

「伝わった」という一件を採用するか

「伝わっていない」九件を採用するか

 

 

どちらに焦点をあてるか。

 

 

それだけだと思います。

 

 

実際に

相手にどう伝わっているかは

重要ではありません。

だって、

わかんないもん。

 

 

「相手が~」じゃなくて、

「自分が」どう感じているか、

それのみです。

 

 

だったら、

「私の言うことはすべて過不足なく

 ちゃんと伝わっている」

前提を採用してみたらどうでしょうか?

 

 

大前提は、

一度書き換えたら

それで終わりということはありません。

 

 

その都度、

何度も何度も

繰り返し

「私の言うことはわかってもらえている」

という風に

設定し直すという地道が作業が伴います。

 

 

この作業を、

よく忘れてしまうとは思います。

 

 

でも、

これを繰り返していくうちに

「伝わっていない」と感じることが

少なくなっていって、

実際に

「ちゃんと伝わっている」という状態に

なることでしょう。

 

 

こんな感じで、

「私の言うことは何も伝わっていない」

と感じている人は、

それ以上

言葉を増やさず

説明しすぎないようにして、

どう受け取るかは

相手に委ねてみてくだされ。

 

 

そうしたら、

相手は相手で

アホじゃないんで、

ちょっと違っていたとしても

相手の理解の仕方で

ちゃんとわかってくれるものですよ。

 

 

あ、あとね、

「どうせ私のことは誰にもわからない」

と強く思っている人は、

 

何も言わない

 

という戦略に取ることがめちゃ多いんで、

これは逆パターンですね。

 

情報量が少なすぎて、相手は理解しようがない

 

ということが起きているので、

それで相手に

 

「察しろや」

 

というのは、

とんでもなく酷なことだと思いますぞ。

 

 

この場合は、

 

ちゃんと言おう。

 

何にも言っていないのに、

「わかってもらえない」はないぞ。

それはないぞ。

 

 

それ、ひどいぞ。

 

 

「私の言うことはわかってもらえている」

でも、

そこから先は

相手の領域になるので

たとえ

「わかってもらえなくても仕方がない」

この両方を持って

相手に伝えてみよ。

必ず2つで1つのセットだかんね。

 

 

《終わり》image

 

 

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