古代の神々をよみがえられる本 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「失敗がご利益」

 

 

僕の特技は

片付け・整理整頓

です。

 

 

他には

存在の気配を消す

壁化

沈黙力

平たい顔

「無」スキル

等など

いくつかあります。

 

 

この中で

片付け・整理整頓は別にして

他の特技を

たった一言で言い表すとしたら

おそらくこうなるでしょう。

 

 

人生行き詰まリスト

 

 

それも生粋の。

 

 

数年前から

ベスト人生行き詰まリストに殿堂入りしている

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

別な表現をするとしたら

人生パッとしてない

とも言えるでしょうか。

とにかくね、

派手さがない。

華がない。

地味過ぎて

存在の気配に気づかれない。

 

 

どうやら

僕には

そういった特技というか

気質があるみたいなんですが

これはもう

持って生まれたものなんで

どうしようもないんですよね。

自分でどうこうできる問題じゃない。

人生行き詰まリストの称号は

誰にも渡さねえよって話なんですけども。

 

 

突然

話は変わりますが

日本には

実にたくさんの神さまがいらっしゃいますよね。

八百万の神々と言って

目に映るすべてのものに

古代の日本人たちは

「神性」を見出していました。

 

 

そういった

神さまたちが

日本全国の神社仏閣で

古代から現在にいたるまで

ずっと

祭られているわけなんですけども。

 

 

神さまたちにはそれぞれ、

ご利益ってものがあるじゃないですが。

 

「どこそこの神社は〇〇に強い神さまよ」

 

っていうようなやつです。

 

 

僕の生活圏内の神社でいくと

たとえば

北野天満宮があります。

ここに祭られているのは

言わずとしれた

菅原道真公ですよね。

学問の神様で

「天神さん」として親しまれています。

 

 

あるいは

安倍晴明が祭られている

晴明神社。

その近くには

白峯神宮や護王神社等があります。

(興味ある方はググってね♡)

 

 

それぞれの神社ごとに

ご利益があって

言ってみれば

得意分野があるわけです。

 

 

じゃあその得意分野って

どうやってできたものなの?

っていうと、

実は

そこに祭られている神さまが

神話の中で

うまくいかなかったことや失敗したことが

ご利益になっているっていう話は

どこかで聞いたことがあると思うんですよ。

 

 

「火の神」として有名な

「カグツチ」という神さまは

神話の世界で

母親のイザナギを

自らの 「火」によって

大怪我をさせてしまったことが元で

父親のイザナミに

首を切り落とされてしまいます。

そこから

「火の用心」というご利益がある

「火の神」として

全国の愛宕神社や秋葉神社で

祭られるようになったりだとか。

 

 

他には

「タケミナカタ」という

「戦いの神」がいらっしゃいますが

同じように

国譲り神話で

天つ神(あまつかみ)の「タケミカヅチ」と

力比べをした際に

両腕をもぎ取られ

結果惨敗してしまいます。

そこから

「勝利の神」として

諏訪大社や全国の諏訪神社で

祭られるようになったわけなんですね。

 

 

つまり、

失敗したことや

うまくいかなかったことが

「災い転じて」じゃないですけども

それぞれの神社・神さまの

ご利益となっているわけです。

言っていれば

得意分野になっていると。

 

 

そういう意味では、

もしですよ、

もし仮に僕が死んで。

何かの間違いで

どこかの神社に祭られるようになったとしたら、

おそらく

ご利益は

 

人生の行き詰まりを解消する

流れを良くする

開運招福

 

になると思います。

 

 

こんだけ人生に行き詰まった人間も珍しいと思いますんでね。

 

 

もうね、

どんだけくすぶりマニアなの!?

って話で。

 

 

特別に

大きな不幸に見舞われたという経験はないですが

常に

行き詰まっている

パッとしていない

くすぶっている

波動が低い

こんな人間、

そうはいないと思いますよ。

 

 

そういえば

初めてお会いしたときに

本のサインに

こう書いていただいてましたわ。

↓ ↓ ↓

 

『開運招福!!』

 

 

さすがです!!

この時から

すでに

パッと見

僕がパッとしてないことを見抜いて

こう書いていただいたんですね。

まいどまいどのことながら

そのご慧眼には感服いたします。

 

 

ということで、

これまでの書籍すべてにおいて

感服させられっぱなしの

リュウ博士の新刊

 

 

『最強の神様100』

読ませていただきましたので

このブログでも

紹介させていただきます。

 

 

この本は

そのタイトル通り

日本の神さまを

100柱紹介しているという内容なのですが、

そのチョイスがまた

非常に面白くてですね。

 

 

日本の神さまと言えば

アマテラス

スサノオ

オオクニヌシ

ヤマトタケル

イザナミ・イザナギ

オオモノヌシ

スクナビコ

サルタヒコ

等など

有名どころの神さまっていますよね。

 

 

勿論、

そういった

広く知られている神さまたちも

多く紹介されているのですが

逆に

あまり知られていない

むしろ

存在自体に謎が多い古代の神さまたちも

多く登場してくるところが

この本の特徴なんです。

 

 

たとえばですけど、

冒頭から

アヂスキタカヒコネ

ヒトコトヌシ

ヤマトオオクニタマノカミ

イマキノカミ

クニノトコタチ

トヨクモノ

オシクマノミコ

アラハバキ

等など

初めて知る神さまの名や

聞いたことはあったけど

よくわからない謎の神さまたちが

たくさん出てきます。

 

 

他にも

神仏習合の神さまや

吉田松陰や楠木正成、

平将門に東郷平八郎

実在した人物で神さまとなった存在も

数多く紹介されていて

とてもとても

興味深く読ませていただきました。

 

 

全国には

たくさんの神社があって

八百万の神々というくらいですから

当然のことながら

100柱では

到底収まりきらないところを

この100柱に絞ったという点に

僕は

とても面白さを感じたんですね。

 

 

アヂスキタカヒコネ……

誰?

って感じじゃないですか。

しかも

この本の中では

一番目に出てくる神さまですよ。

 

 

普通に考えると

そこはやっぱり

アマテラス

とかじゃないですか。

 

 

なのに、

リュウ博士の新刊では

アヂスキタカヒコネが

一番はじめに紹介されています。

そこに何らかの意図を感じますよね。

 

 

僕は

勝手にですけど、

おそらく

古事記や日本書紀には

あまり登場しないけれども

連綿と受け継がれてきた

古代の神々を

現代によみがえらせる目的というか、

意図があるように思いました。

 

 

それは

言ってみれば

 

「こんなにいいのに、なんでみんな知らないの?」

 

っていう感じで

できるだけ

たくさんの人に

紹介したいっていう気持ちに似ていると思うんですね。

(違うかもしれません)

 

 

僕の場合でいくと、

僕はROCKが好きなんですが

たとえば

ちょっと古いんですけど

日本では

エアロスミスとか

ヴァン・ヘイレンは有名なんだけど

なんで

同じくらい世界的に有名な

デフ・レパードは

あまり知られていないんだろう?

めっちゃいいのに

みたいな。

 

 

Taylor Swiftとの共演

 

 

そんな感覚です。

 

「え、スサノオさんとかオオクニヌシさんとかが好きなら、ヤマトオオクニタマノカミも絶対いけるって!」

 

みたいな感じで

たくさんの人に知ってもらいたいという

そんな思いがあったのではないかと

勝手に想像して楽しんでいます。

 

 

この本は

そういった

今まで知らなかった、

でも

実は最強の神さまたちだった

ということを知る愉しみ方もできますし

その他にも

様々な愉しみ方がありましてですね。

 

 

たとえば

面白いのが

各章ごとに紹介されている

「運気を上げる神様ワーク」

というものが

全部で18個あります。

 

ヒトコトヌシさんの「迷いを一言でバッサリ断つ」や

ツキヨミさんの「誰にも言えない隠れた願いは何ですか?」

後醍醐天皇の「もしも夢を絶対あきらめないとしたら?」

等など

 

どれもが

神様のお力を借りて

取り組めるワークというものが紹介されています。

 

 

他にも

100柱の神様たちの

人生(神生?)のエピソードや

その神社ができるまでの

その時代の歴史的背景までが書かれてあって、

きっと

この本を小学生とか

中学生が読んだら

もっと日本の神話や歴史、

神社仏閣に興味を持つ子どもたちも

増えるんじゃないでしょうか。

個人的には

どのような経緯で

その神社が建立され

人々に親しまれていったか

どんな祭りがあって

誰が関わっていたか等の

歴史を学べたのが

とても良かったなと思います。

 

 

あとは、

その神社や神様のご利益が

実際に

どんな形で現れるのか、

リュウ博士自身のエピソード等も交えて

書かれてあったので

リアリティーを持って

具体的にも知れましたし

なんと言っても

 

どこでそんなエピソードを仕入れてきたとですか!?

 

っていう

この本でしか知り得ない情報も

てんこ盛りな内容で

とても楽しめます。

アンミカさんのエピソードとか

『君の名は。』のヒロインの名前の由来とか

 

 

このように

『神様本』と一口に言っても

ひと味もふた味も違う

リュウ博士の

『最強の神様100』本は

普通に

神様のご利益や

どこの神社に祭られているとかだけはない

実に

様々なことについて

とても参考になり

楽しめる本だと思います。

いつものことながら

情報量がすごいんですよね。

 

 

個人的にヒットしたのは

それぞれの

神様のイラストに添えられた

一言シリーズですかね。

中身を見せてしまうのは

アレがアレでアレかもしれませんが

ちょっとだけご紹介♡

 

 

image

「特技は呪い」安倍晴明さん

 

 

どんな特技よ!!

 

 

 

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「派手にいこう」タマノオヤ

 

 

宇髄天元か!(鬼滅の刃より)

 

 

 

image

「長文は苦手じゃっ」ヒトコトヌシ

 

 

それ、僕に言ってますか?

 

 

 

image

「背中押すぞ」ワタツミ

 

 

「背中刺すぞ」の間違いじゃないですか。

 

 

 

image

「抵抗するぞ」平将門

 

 

パワハラっぽくて、なんか妙にリアルで怖え~っス!

 

 

 

とこんな感じで

100柱それぞれにイラストがあって

そこにある一言が

けっこうツボりました。

 

 

巻末には

神様別に

どんな神社で祭られているかが

まとめられていたり

ご利益索引もありますんで

そこから読んでいただいてもいい形になっています。

 

 

ということで

一家に一冊あるといいと思う本ですし

さらには

今までよく行っていた神社の見方が変わる、

そんな本だと思います。

日本の神様や神社が好きで

興味がある人はもちろん

そうでない人でも

読んでいるうちに

神様が好きになって

神社に行きたくなる本だと思いますので

ぜひ

手にとって読んでみてください。

 

 

そして今

僕は

例のごとく……

 

 

image

 

 

写経(しゃきょ)ってます!

 

 

100柱もの神様のことを写経ってると今まで以上に終りが見えません!!

 

 

この本……

また違う意味で

 

 

 

最強です!!!

 

 

 

 

《終わり》

 

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