先週の金曜日、八ヶ岳の八千穂高原スキー場に行ってきた。3月中旬とは思えない素晴らしい雪質で、スキーが上手くなったと錯覚。帰りには「八峰の湯」で汗を流し、「最高地点」で天せいろを堪能。今シーズンはこれで9回目のスキーとなる。2月は高温と雨の影響で思うように楽しめなかったが、終わり良ければすべて良しと言うことにしよう。

 

 

温暖化、スキー人口の減少、景気低迷など、近年スキー場経営はますます厳しい状況になっている。ニセコ、野沢温泉、蔵王などの大型スキー場は外国人観光客を中心に賑わっている一方、規模が中途半端なスキー場は先行きが厳しい。

 

そのような状況を憂い、自称「スキー場救助隊」として積極的にマイナーなスキー場へ足を運んでいる。近年特に応援しているのが、長野県木曽郡にある「やぶはら高原スキー場」だ。

 

 

周辺には昔ながらの民宿しかなく、レストランもしょぼく、全体的に昭和の雰囲気が漂うスキー場である。しかし、訪れるたびに雪質とレイアウトの良さに感動させられる。当然ながら経営は難しく、2024年度に規模縮小か閉鎖かの決断を迫られているという。規模縮小は更なる客離れを招き、ジリ貧の未来が待っている。日本社会の縮図と言える。自分もそうだが、国民の大半がリスクを避け、老後の心配ばかりしている間に、日本は貧しい国へと成り下がってしまったな~ショボーン 最後はまたぼやき節になってしまった。