東日本大震災10周年

あの日から10年が経った。単なる天災だったら少しは前向きになれると思うが、原発事故が重くのしかかる。この狭くて自然災害だらけの国に原発が54基もあり、あの大惨事の後でも原発推進派が数多く存在する。この国はいつからおかしくなったのだろう。

 

ところで地震の後のニュース番組で被災した家の中の映像が出ることがあるが、日本人の家はどうしてあんなにガラクタが多いのかと驚く。要らない物は買わないで整理整頓された部屋で過ごした方が気分が良いのにと思ってしまう。わびさびの美意識はもう現代人には無いのだろうか?

 

 

ゲレンデ救助隊

経営難であろうスキー場を助ける活動(?)も7回目になる。先週は白樺湖方面に行って来た。3月に入り気温が上がってきたし雨も多いので雪質の劣化が激しい。温暖化を痛感する。

 

当然ガラガラだろうと考えていたが甘かった。大阪から中高生がバス6台で来ていて、久々にリフト待ちを経験した。これなら他のスキー場を救助しに行けば良かったかも。

 

 

今シーズンの救助隊活動はあと1回かな。

 

 

立憲君主制

 

前にも書いたエリザベス女王の人生を描いたドラマ「ザ・クラウン」だが、シーズン1、2で夢中なった後、シーズン3を見てがっかりした。2シーズンごとに役者を総入れ替えするドラマなので、違和感がすごい。

 

エリザベス女王が急に「家政婦は見た」みたいになってしまった・・・

 

 

もう見るのを止めようかと思ったら、サッチャー役とダイアナ役の女優が素晴らしいので、再び夢中になって見た。

 

                     

 

2人ともゴールデングローブ賞を受賞した。来年のシーズン5からはまた役者が総入れ替えなので楽しみだ。

 

このドラマを見ると、ロイヤルファミリーに生まれることは悲劇だと言うことがわかる。クラウン(王冠)の重み、家族の様々な問題に苦悩する女王が気の毒になる。そもそも彼女の父の兄(エドワード8世)が離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚して10ヶ月で王位を投げ出さなければ、エリザベス女王は少しは自由な人生を楽しめたのだ。

 

今は元気なエリザベス女王だが、彼女亡き後も立憲君主制は続くのだろうか?チャールズでは心配だ。

 

日本の場合は国が貧しくなる中、この時代遅れの制度がそろそろ限界に来ているような気がする。