近況

最近は家の周り半径3キロで暮らしている感じだ。朝5時半起床のジョギングが辛いが、人に遭わないためには仕方がない。

 

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Amazonで偶然、矢口高雄氏の「おらが村」という50年程前のマンガに出会った。800ページを超える大作が無料で読めるとはすごい時代になったものだ。

 

 

矢口氏は「釣りキチ三平」で有名なマンガ家で、「おらが村」は彼の故郷の秋田県をモデルにした昭和30~40年代の東北の農村の物語で1973-75年に連載された作品。

 

季節の移り変わりとともに描かれる農民一家を中心とした作品で、自然の美しさと厳しさ、出稼ぎ、嫁問題、過疎化等、いろいろなテーマが素晴らしいストーリーと絵で表現されている。ユーモアもあり読みやすく一気に読んでしまった。読み返すのが楽しみだ。

 

巻末に作者が「(他の出版社による)文庫化に寄せて」という後書きを残している(2019年)。この漫画のモデルである彼の郷里は限界集落寸前となっている。まさかそんな悪夢が目前に迫ってくるとは・・・と。

 

 

今日の4コマ日記