半年ぶりに香港出張に行っていた。あの独特の匂いと信号のカタカタという音が懐かしかった。デモには出逢わなかった。
物欲だらけの賑やかな街はかなり蒸し暑かった。何でアジア人はそんなに高級ブランド品が欲しいのか?似合わないのに
と、偉そうなことを言う自分も小学生の頃は欲しいものだらけだった。昭和の頃の漫画雑誌には通信販売の広告が沢山載っていて、「大人になったらあれもこれも買おう」と夢を膨らませる少年だった。小型カメラ、小型録音機、トランシーバー、腕時計、忍者セット、スパイセット、ブーブークッション、エレキギターセット、ブルワーカー(鍛える道具)等々。通信教育空手講座というのもあったな~。
ほとんど、いや全部が粗悪商品だっただろう。
そして物にあふれた現在、片付けの神様が活躍する。こんまりという女性が支持されている理由がわからない。あのルックスも苦手(失礼・・・)
捨てる技術より、買わない技術の方が重要だろう。
金融庁によると老後は年金だけでは足りずに2千万円不足するらしいが、その報告書を政府が受け取らないというお粗末な対応には驚いた。健康診断の結果が悪くて面白くないから、「そんなの信じない!再検査も受けない!」というような感じか。
ところで、香港にはこの「小心地滑」という注意書きが多い。勝手に「しょうしん じすべり」と読んでいる。