スペインのサンセバスチャンに行ってきた。美食の文化で知られる街なので以前から興味はあったが、アクセスの悪さで先送りにしていた。セミリタイヤ生活の今、行かない理由がなくなった。ここは一人旅だとつまらないなので久々の夫婦での旅行
海と山に囲まれたコンパクトな街。場所的にフランス文化の影響もあるようだ。メニューはスペイン語以外だとまずフランス語、そして英語だった。こんなに小さな街に世界中から旅行客が来るとはすごいことだと思う。
意外と寒く、雨が降ったり晴れたり曇ったり、ダウンジャケットを着ている人も多く、薄着で失敗。
山の幸、海の幸が豊富なので、バルで出されるピンチョスは綺麗で美味しい。そして安い。
ホテルの人に「2ー3軒程度は”はしご”をして、恥ずかしがらずにメニューから熱い料理も注文しろ!」とアドバイスされた。
ほとんどの店がフレンドリーだった。
以下は注文した料理。ホテルの人の言う通り、注文して出てくる温かい料理には作り置きのピンチョスには無い旨さを感じた。
結局、5日間のバスク滞在中、一回もレストランに行かず、昼も夜もバルで食べた。
移動の前に買ったパン屋の包み。僕が子供の頃は日本でもこんな風に包んでくれる店があった。旅は過去を振り返ったり、内省的にさせる面もある。
サンセバスチャンの食事は楽しめた。が、遠いスペイン・バスクにまで行って、食事以外にこれと言ったことをせず、朝食、散歩、昼食、ホテル、散歩、夕食、散歩、ホテルの繰り返し。
巡礼をするとか、ゲルニカを訪れるとかすれば良かったのかも。
まっ、いいか。旅は次回にやることを残すくらいがちょうど良い!と言うことにしておこう。