昭和の忘れ物:今川小路(神田)
「神田駅のガード下にある今川小路という飲屋街がまもなく閉鎖される」と新聞で読んだので、台風一過の昨日、ちょっと行ってみた。ほとんどの店舗は先月末で立ち退いているようだが、まだ残り香が漂っている。まさに昭和の忘れ物だ。
東京駅、大手町のすぐ側に位置しながら、昭和30年代の雰囲気を2017年まで保ったのは、これらの店を支え続けたサラリーマン・パワーなのだろう。
時代は変わる。街並みも変わる。福岡伸一氏の言う「動的平衡」のように、絶え間無く動き、入れ替わりながらも全体としての恒常性が保たれる。ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。この国、この地球は正しい方向へ向かっているのか?
衆議院選挙では野党が圧勝したが、「現代人ファースト」の発想でうんざりだ。次世代から借金をしまくり、選挙に勝つためにばらまいて、さらに原発も推進する。
ちなみに今川焼きはこの辺りで生まれたものらしい。ちなみに僕はアンコが苦手。
今日の4コマ