チケットは完売！
75歳の "ハードロッカー" ジュリーに驚き！
6/16（日）、初めて 沢田研二 さんのコーンサートを見に行ってきました。会場の 東京エレクトロンホール宮城 は、チケット完売で場内は満席でした。沢田さんの根強い人気には驚かされました。
前回の記事 にも書きましたが、6/9（日）にBS-TBSで放送（再放送）された「沢田研二 華麗なる世界」という2時間番組を録画していて、それを見ているうちに生で沢田さんを見たくなりました。すると、私の地元仙台でのコンサートが4日後にあるとわかったのです！ しかし、チケットはすでに完売。一旦は諦めました。
ところが、翌日（コンサートの3日前）、運よく「ぴあ」でリセールチケットを購入でき、この日を迎えることができました。このリセールチケットを見つけた経緯が自分でも思い出せないんですよね。リセールチケットというのも今回初めて知ったくらいなんです。自分でも不思議なくらいトントン拍子で物事が進んだ感じです。
コンサートは「ストリッパー」でスタートです。音は意外とヘヴィで、これまでハードロック／ヘヴィ・メタルばかり聴いてきた自分でも驚きました。バックのメンバーの容姿を見てもロックバンドそのものです。アイドル、歌謡曲の歌手のコンサートではなく、間違いなくロック・コンサートでした。
沢田さんは声も良く出ていて、バックのサウンドに負けていません。双眼鏡で姿を見ると、メガネをかけていて神々しいほど美しかったかつての面影はないのですが、声は若々しくて艶があり、とても75歳（6/25で76歳！）とは思えませんでした。
セットリストは、前半がかつての大ヒット曲で後半が最近の曲という構成でした。後半の曲は、チケットを買ってからセットリストを調べて "予習" していたのでそれなりに楽しめましたが、コンサートまでにもっと時間があれば更に楽しめたと思います。
本編終了後、アンコールではまず一人で登場しました。そして、15～20分くらいザ・タイガースのデビュー時代、短命で終わったPYG、ソロ・デビュー、ナベプロ時代のギャラなどの話をしてくれました。そして、「これからも満員の客がいる会場で歌い続けたい」との言葉で締め、アンコールが始まりました。
バンドのメンバーを一人ずつ紹介しながらステージに招き入れ、アンコールの4曲を演奏してコンサートは終了しました。メンバー紹介は最初に2曲歌った後、アンコール開始時、コンサート終了時の3回もありました。沢田さんがメンバーをいかに大事にしているか、バンドとしてコンサートに臨んでいるのが伝わってくるようでした。
バックのメンバーには男性コーラスが二人いたのですが、そのうちの一人が「すわ親治」さんでした。どこかで聞いたことがあると思ったら、ザ・ドリフターズの元付き人で「8時だよ！全員集合」でブルース・リーのモノマネで出ていたり、一時ザ・ニュースペーパーに参加していた、あのすわ親治さんでした。
それをコンサート中に気付かなかったことを後悔しているんです。双眼鏡でしっかり顔を確認すればよかったな、と。ナベプロ繋がりか、何かの縁があったのでしょうか。どういう経緯で参加したのかはわかりませんが、かつての仲間（共演者）の参加には心が温まりますね。
そんなわけで、初めてのジュリーのコンサートには驚きと、感心と、共感と、さまざまな感情が沸き上がる時間となったのでした。75歳とは思えぬパワー全開の沢田研二さんでした。
今回の会場の東京エレクトンホール宮城（宮城県民会館）。
ぴあでリセールチケットを買ったのは、コンサートの3日前でした。
すんなり手に入ったのは幸運だったかもしれません。
沢田研二 LIVE 2024「甲辰 静かなる岩」
＜2024.06.16 仙台公演 セットリスト＞
01. ストリッパー
02. TOKIO
03. あなたに今夜はワインをふりかけ
04. おまえにチェックイン
05. カサブランカ・ダンディ
06. 追憶
07. 渚のラブレター
08. 明日は晴れる
09. 恋のバッドチューニング
10. A・C・B
11. マンジャーレ! カンターレ! アモーレ!
12. THE VANITY FACTORY
13. ヤマトより愛をこめて
ー アンコール ー
14. そのキスが欲しい
15. 気になるお前
16. さよならを待たせて
17. LUCKY／一生懸命
[16:30～18:30]
＜バンド・メンバー＞
柴山和彦 : ギター
依知川伸一 : ベース（BARAKA）
高見一生 : ギター（BARAKA）
平石正樹 : ドラム（BARAKA）
斎藤有太 : キーボ－ド
すわ親治 : コーラス（元ドリフ付き人）
山崎イサオ : コーラス
沢田研二 LIVE 2024「甲辰 静かなる岩」
＜仙台公演＞
2024/06/16（日） 東京エレクトロンホール宮城（宮城県民会館）
開場 15:30／開演 16:30
チケット 全席指定 ￥8,800
問い合わせ G.I.P.
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