F1日本GP決勝。
昨年とは違い、ドライコンディションでのレースは、スタートから大波乱。
フロントロゥからスタートしたハミルトンとライコネン。
ライコネンが絶妙のスタートを決め、ハミルトンの前を抑える。
しかし、そのまま引き下がるハミルトンではない。
1コーナー、ハミルトンが玉砕覚悟とも言うべきレイトブレーキングで、ライコネンのインに突っ込む![]()
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結果、ハミルトンは止まりきれず。
ライコネンもハミルトンに押し出されるかたちでコースオフ。
2台ともコースに復帰するも、順位を落としてしまう。
そして、ハミルトンが巻き起こした混乱は後方にも響き、最後の日本GPとなるクルサードがコースアウト。
そのクルサードに巻き込まれるかたちで、なんと中嶋一貴もコースオフ![]()
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コースには復帰したものの、フロントウィングを破損しピットインを強いられ、最後尾まで後退してしまう。
そして次の周。
スタートの混乱で共に順位を落としたマッサとハミルトン。
ハミルトンがマッサをオーバーテイク。
しかし、これ以上ハミルトンに離されるわけにはいかないマッサは、負けじとハミルトンのインに突っ込むが…。
2台は接触![]()
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結局ハミルトンはスタートのアクシデント、マッサは2周目のアクシデントでドライブスルーペナルティとなる。
スタートの混乱に乗じてトップになったのが、BMWのクビサ![]()
ハミルトンとマッサが後方に沈んだ今、このままクビサが優勝すれば、まだクビサにもチャンピオンの可能性が残ることになる。
クビサの後ろには、前回シンガポールで見事復活の優勝を果たしたルノーのアロンソ。
そして、コバライネン、トゥルーリ、ライコネンと続く。
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その後、ライコネンがトゥルーリをパスし4位に浮上すると、17周目、3位のコバライネンがマシントラブルでストップ。
ライコネンは3位に浮上する。
そして、1回目のピットストップ。
まずはトップのクビサと3位のライコネンがピットイン。
そして次周に2位のアロンソがピットイン。
ここでアロンソがクビサの前、事実上のトップに躍り出る。
レースはすすみ、2回目のピットストップ。
まずはトップのアロンソが余裕のピットストップ。
次いで、2位のクビサがピットストップ。
2位を狙うライコネンは、ピットストップを更に2周引き伸ばしクビサとの差をつめるが、あと僅か届かず。
コース上でのバトルにかけることになる。
クビサに比べ明らかにペースが速いライコネン。
毎周のようにアタックを仕掛けるが、クビサも踏ん張る。
そうこうしているうちに、4位のピケJr.もライコネンの背後に迫ってくる。
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しかし…。
トップのアロンソはその後も危なげない走り。
最後には、周回遅れだったハミルトンに道を譲る『余裕』を魅せ、そのままチェッカー![]()
前戦シンガポールに続く2連勝を飾った。
2位にはクビサ、3位にライコネンというトップ3となった。
そして、アクシデント&ペナルティで後方に沈んだマッサも執念の追い上げでウェーバーをパスし、8位で辛くも入賞。
初の母国GP、スタートから不運に見舞われた中嶋一貴は、最後方ながら15位で完走を果たした。
≪決勝結果≫
優勝
フェルナンド・アロンソ(ルノー)
2
ロバート・クビサ(BMW)![]()
3
キミ・ライコネン(フェラーリ)![]()
4
ネルソン・ピケJr.(ルノー)
5
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)![]()
6
セバスチャン・ブルデ(トロロッソ)![]()
7
セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)![]()
8
フェリペ・マッサ(フェラーリ)![]()
9
マーク・ウェーバー(レッドブル)![]()
10
ニック・ハイドフェルド(BMW)![]()
11
ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
12
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
13
ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)![]()
14
ジェンソン・バトン(ホンダ)![]()
15
中嶋一貴(ウィリアムズ)![]()
~ 以下、DNF ~
ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)![]()
ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)
エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)![]()
ティモ・グロック(トヨタ)
デビッド・クルサード(レッドブル)![]()
※ レース終了後、2回目のピットアウト時のマッサとのアクシデントで、ブルデに25秒加算のペナルティが課せられ、6位:ベッテル、7位:マッサ、8位:ウェーバー、ブルデは10位となった。
スタート直後からチャンピオンを争うマッサ
とハミルトン
が脱落。
思わず『これでライコネン
が勝ったらどうなる
』って考えてしまった…。
それにしてもハミルトン。
やってくれたよ。
絶妙のスタートを決めたライコネンに対して、強引過ぎる突っ込み。
結局ライコネンは、この後退がひびき、優勝することが出来なかった。
スタートでライコネンに前に出られて焦ったのだろうが、あまりにも強引過ぎる突っ込み。
やはりハミルトンはまだメンタルが弱い。
そしてマッサも。
ハミルトンにパスされた焦りからか、やはり強引な突っ込み…。
2人とも、王者にふさわしいといえるのであろうか。
一方、(元)王者の貫禄を魅せたアロンソ。
マクラーレン・フェラーリのペナルティ、トラブルに助けられた結果であるとはいえ、前戦シンガポールに続き、落ち着いたレース運びでトップチェッカーをものにした。
フェルナンド・アロンソ。
やっぱりこの男、本物だ。
注目のチャンピオン争い。
ハミルトンはノーポイントの為、84Pで変わらず。
繰上げ7位で2Pを加算したマッサが、5P差の79Pまで追い上げた。
そして2位で8P加算のクビサ。
12P差の72Pとし、残り2戦、逆転チャンピオンの可能性を手繰り寄せた。
そしてライコネン。
3位で6Pを稼いだものの、ハミルトンとの差は21P。
完全に連覇の可能性はなくなった。
そしてコンストラクターズタイトルは、フェラーリがマクラーレンを逆転。
BMWもまだ、逆転の可能性を残している。
そして、初の母国GPとなった中嶋一貴。
スタート早々アクシデントに巻き込まれ、悔しい結果に。
でも、最後まで力強い走りを披露してくれました。
2008年シーズンもいよいよあと2戦。
チャンピオン争いは、今年も三つ巴になるのか![]()
